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ブックマーク / uchnm.exblog.jp (6)

  • 第20回:本は一冊もないけれど「場」が存在する本屋 | 内沼晋太郎「ぼくたちが本と出会うときのこと」

    雑誌などでよく見かける「○○さんが選んだ、○○のための○冊」という企画がある。著名人がそれぞれ、テーマに沿ってを選ぶ。いわゆるブックガイドとかブックリストとかいうものだが、つい最近ぼくは、一般の人からこれを収集する「ブック・リスト・マニア」というプロジェクトをはじめた。 この連載の第2回(もう2年近くも前になる)でも書いたけれど、まず、人がどういうを読んでいるかということは、とても気になるものだ。電車の中で向かいの席の人が読んでいるのタイトルが気になって目を凝らしたり、飲み会の席で隣の人につい「最近何か面白い読みました?」と聞いたりするのはぼくだけではないだろう。そしてさらにリストとなると、興味はそれだけではない。 音楽好きのひとならば大抵誰しもが、一度はコンピレーション作りにハマった時期があるだろう。DJということばがこれだけ浸透するよりずっと前から、「選曲」という行為に伴う快楽

    第20回:本は一冊もないけれど「場」が存在する本屋 | 内沼晋太郎「ぼくたちが本と出会うときのこと」
    Hebi
    Hebi 2006/12/01
    たぶん反応がないせいで気合いが入らないんだよなぁ>一般の人がリストを投稿できるアマゾンの「リストマニア」という機能によって書かれたリストが面白くない、ということだ。後者を面白くないと感じるのは、おそら
  • 第十五回:本と音楽が出会うときのこと | 内沼晋太郎「ぼくたちが本と出会うときのこと」

    あるとき、偶然に同席した某カルチャー誌の編集者の方と、の話をしていた。そのとき、話が子ども時代の読書うつったとたん、彼は「ぼく、ショパンを聞くと、西遊記のことを思い出すんですよ。それは小さい頃西遊記を読んでいたとき、家の中でショパンが流れていたっていう、ただそれだけなんですけど。西遊記って、子供心には怖いじゃないですか。今でもショパンを聴くと、そのころの不安な気分とかが、そのまま自分に沸き起こってくるんです」という話をしてくれた。 あるを読んでいるときにある音楽を聴いていたことが強くリンクしているために、そのを読むとその音楽が聴こえてきたり、その音楽を聴くとそのの内容を思い出したりすること。そのとき周りにいた何人か聞いてみたところ、どうやらそういう経験がたくさんある人と、全くないという人に、パッカリと二分するようだった(ちなみにぼくは初期の吉ばななを読むと、朝日美穂の曲が聴こえ

    第十五回:本と音楽が出会うときのこと | 内沼晋太郎「ぼくたちが本と出会うときのこと」
    Hebi
    Hebi 2006/04/25
    音楽と本がシームレスに行き来できるデータベースとか魅力的
  • 第十三回:「本2.0」と言い切ってみて思いついた | 内沼晋太郎「ぼくたちが本と出会うときのこと」

    WEB2.0(※1)という言葉も、少しずつ一般に浸透してきた。週刊誌には「WEB2.0って何?」っていう見出しが躍り、と同時にそのあやうい概念に拒否反応を起こすようになってしまった人も増えている。というわけで、調子に乗って何でも「~2.0」と呼んでみるこの言い回しもそろそろ飽きてきたころではあるけれど、それでもやはり敢えて一度「2.0」とお題を立ててみると、違ったものが見えてくるから不思議なものだ。 「2.0的」な技術といわれるものはいくつかあるけれど、そのひとつにソーシャル・ブックマークがある。「del.icio.us」(※2)や「はてなブックマーク」(※3)なんかがそれだ。使ったことのない人にはぜひ実際に試して理解してもらいたいのだけど、敢えて説明するならばその名の通り、ブックマークをソーシャルに共有するサービスである。自分が読んで面白かったブログのエントリなどを、ブックマークとして

    第十三回:「本2.0」と言い切ってみて思いついた | 内沼晋太郎「ぼくたちが本と出会うときのこと」
    Hebi
    Hebi 2006/04/02
    いいなぁこれ。欲しい。誰がどこに線を引いて、どういう切り口で読んでいるかを共有するシステム。>ソーシャル・ブックマーク+電子書籍で「本2.0」、名付けて「ソーシャル・クオーテーション」
  • 「ぼくたちが本と出会うときのこと」第十回:本を贈る | 内沼晋太郎「ぼくたちが本と出会うときのこと」

    学生時代の友人5人組のひとりが結婚するというので、みんなで集まってお祝いをした。急な話で時間がなかったのだが、それでも彼女に何かちょっとしたプレゼントをあげようということで、相談した結果、残りの4人を代表してぼくが何かを選ぶということになった。 まず、結婚祝いなので、なによりもまずネガティヴでないもの、できるだけハッピーなものでなければならない(条件1)。次に、彼女は小説好きで、会うたびに色々薦めたり薦められたりしているので好みに関してはよく分かっているのだけれど、そのぶん、まだ確実に読んだことがなさそうでかつ好きそうなもの、という条件はかなりきびしい。よって贈り物である以上、今回は彼女が買うことがなさそうな、小説以外のでなければならず(条件2)、とはいえ彼女が好みそうな、ある程度のストーリー性はあるものでなければならない(条件3)。そして最後に、ぼく個人からではなく、友人4人からのプ

    「ぼくたちが本と出会うときのこと」第十回:本を贈る | 内沼晋太郎「ぼくたちが本と出会うときのこと」
    Hebi
    Hebi 2005/11/28
    クリスマスに向けて、プレゼントの選択肢に本を。
  • 「ぼくたちが本と出会うときのこと」第六回:生活のリズムに乗っかって | 内沼晋太郎「ぼくたちが本と出会うときのこと」

    『R25』(リクルート)(※1)のコラムが「電車一駅分で読める長さ」を考えてつくられている、というのは有名な話だが、ところでついに10冊目を迎えた岩波文庫のフリーペーパー『読書のすすめ』(※2)で、角田光代がこんなことを書いている。 「日常生活にはテンポの速いのほうが合っている。(中略)ドストエフスキーだとか、トルストイだとか、私ばかりではなく、私の友人はみな一様に学生のころ読んでいる。今、それらを読めと言われても私にはきっと読めない。それは読書力が落ちたのでも読書欲が減少したのでもなくて、単純に、のリズムと自分の生活リズムが合わないのに違いない。」(「のリズム、暮らしのテンポ」) 角田さんの表現を借りれば、さんざん雑誌のターゲットとして難しいといわれた「R25世代」(という言葉はもちろん『R25』以降のものだが)に『R25』が浸透したのは、「のリズムと生活のリズム」をうまく合致さ

    「ぼくたちが本と出会うときのこと」第六回:生活のリズムに乗っかって | 内沼晋太郎「ぼくたちが本と出会うときのこと」
    Hebi
    Hebi 2005/06/08
    >だからこそわざわざ乗り換えるにはそれなりの理由がいる/その本を読みたいばっかりにリズム変えることも
  • http://uchnm.exblog.jp/2568102/

    Hebi
    Hebi 2005/05/07
    >次は逆に機能が限定されたモノが流行るのではないかと思っています。
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