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ブックマーク / mike-cat.hateblo.jp (2)

  • 畠中恵「アコギなのかリッパなのか」 - mike-catの日記

    「しゃばけ しゃばけシリーズ 1 (新潮文庫)」シリーズの畠中恵最新作。 佐倉聖は引退したばかりの大物政治家・大堂剛の事務所で働く21歳。 かつてはグレていた時期もあったが、 いまは腹違いの弟を養うため、大学に通いつつ、仕事をこなす毎日だ。 目下の悩みは、大堂門下の政治家たちから持ち込まれる騒動の数々。 くるくると模様を替えるだったり、後援会の内部争いだったり… ブツブツ言いながらも、聖は持ち前の機転で、難題を解決していく−。 ジャンル的には、いわゆる日常ミステリとなる。 そして味つけが、政治家秘書。 いちおう肩書は事務員だが、やってることはそのまま秘書だ。 それもトラブル&陳情処理専門、という感じ。 設定的には、なかなかそそるものになっている。 だが、その割にこの作品、味つけがどうにも薄すぎる。 もちろん日常ミステリ、というのは他愛がないレベルの問題解決がメインではあるのだが、 あまり

    畠中恵「アコギなのかリッパなのか」 - mike-catの日記
    Hebi
    Hebi 2006/02/19
    『アコギなのかリッパなのか』
  • 絲山秋子「スモールトーク」 - mike-catの日記

    クルマの月刊誌「NAVI」に連載された、クルマをモチーフにした連作集。 デビュー作「イッツ・オンリー・トーク」にも通じるタイトル。 そういえば、あの作品でもランチア・イプシロンとか出てたっけなあ、 というか、〝Small Talk〟って、スクリッティ・ポリッティであったなあ、 と、いろいろ考えながら、著者初という、連載小説を手に取る。 で、ちなみにタイトルはそのまんま、 スクリッティ・ポリッティの傑作アルバム「キューピッド&サイケ85」の曲からだった。 相変わらず、シビれる選曲をしてくれる。 スクリッティ・ポリッティって、僕の中学・高校時代にもっとも衝撃を受けたバンドだ。 (といっても、途中からグリーン・ガートサイドひとりの〝バンド〟になってたようだが) それをいま、このタイミングで出されると、もう、僕的にはぐにゃぐにゃだ。 つくづく、この絲山秋子という作家に対して、共鳴するものを感じる。

    絲山秋子「スモールトーク」 - mike-catの日記
    Hebi
    Hebi 2005/08/27
    『スモールトーク』評。かなり詳細でツボを押さえている。やっぱり車好きが読むとさらに良いのかも。
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