大学生の時、分岐型学校体系は階級色の濃い複線型の残滓であるという理由で、わしらは高い評価を与えなかった。勉強ができるできないによって受ける教育が違うというのは教育の機会均等の原則に反する、というのが主な理由である。 しかしその一方、日本が学制と戦後教育改革の2回、単線型学校体系を試みたのにも関わらず、結局中等教育段階が分岐化していったというのもまた事実である。もしかすると、ず〜っと単線でいきましょう、という方がかなり乱暴な考え方なのかもしれないとは思っていたが。 室工の授業で、なぜ単線型でいこうと決めたのにも関わらず、日本の学校制度は分岐化していったのでしょう?という小レポートを書いてもらったら、 その方が多様な教育を与えられるから その方が個性に対応できるから といった感じで、分岐を肯定的に捉える意見が多く示された。 昨日、80年代の教育に関してのビデオを授業で見てもらった。86年に臨教
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