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ブックマーク / usataro.hatenablog.com (3)

  • 2007-01-15

    月曜の授業だと、祝日の関係でどうしても授業数が少なくなってしまうので、先週はその調整のための授業案作りに追われる。ちょうど満州事変から日中戦争、太平洋戦争の辺りなのだが、関心のある生徒なんかはスタンスの左右を問わずよく知っているんだけれど、知らない子は驚くほど知らない。また、知ってる子でも情報源が偏ったりしているから、「南京事件の虚構性」みたいなことばっかり知識が肥大化してて南京が国民政府の首都だってことを知らないとか、総合的に通史上にその知識を位置づけられてない子もいる。 だからこの辺を通史としてきっちりやっておくのはぜひとも必要だと思い、なるべく通史的把握ができるように授業をやってみる。時間があればもちろん丁寧にやるんだけれど、時間がきわめて限られているなかで「ざっくり」やっていくのはなかなか難しいな。 トラックバックを下さった「図書館の費用対効果について。図書館が「費用対効果が高い公

    2007-01-15
    Hebi
    Hebi 2007/01/18
    行動範囲が限られている子どもにとって、アクセス手段の簡便さがいかに決定的か。
  • 2007-01-09

    今日は勉強の日。午後は史料講読のゼミに出席。けっこうおもしろい内容の史料が取り上げられてて興味深かった。その後移動して、次のゼミ。ここでも、僕の専門に相当近い問題が取り上げられてた。年の初めから、いろいろと刺激を受けるなあ。僕もがんばらなくちゃ。 別に意識してたわけじゃないのに、今日はたまたまの関係で気に留まったことが。 一つは、後輩との話のなかで出た、最近出版されるの数が多すぎて買えないよなあという話。歴史系出版社も最近はいろいろと大変で、史料集刊行で定評のあった出版社も倒産しているし、著書の刊行もここ数年はけっこう多くなってきている気がする。 研究費は一銭もないとはいえいちおう研究者の端くれとしては、ある程度の刊行数なら揃えておこうかという気にもなってなんとか買おうとするが、ここまで新刊が多くなるととても追いつかなくって最初から一通り揃えようなんて気にならなくなる。自分が出す側にな

    2007-01-09
    Hebi
    Hebi 2007/01/11
  • うさたろう日記 はてな版。 図書館の公共性をめぐる論争と経済学。

    最近、よくはてなブックマークでブックマークされた記事を見ている。2chが極論や言いっぱなしの無責任な話である割合が多いのに対して、はてブのコメントはずいぶんまともな気がする。いろいろとはてブの仕組み的なものもあるんだろうけど。 まあそれはいいとして、ちょっと気になった記事が一つ。図書館の公共性をめぐる論争だ。 ほどよい司書さんによる図書館の「民営化」という馬鹿馬鹿しさという記事に対し、プリオンさんが「図書館の公共性という馬鹿馬鹿しさ」という批判記事を書き、それに対して司書さんが反論、プリオンさんが再批判、司書さんがさらに反論という形で議論を展開している。 僕の印象としては、プリオンさんの批判は、全体の論理構成としては揚げ足取りに近いもので、司書さんの主張により説得力を感じる。プリオンさんの議論が揚げ足取りだというのは、たとえば図書館の所得再配分機能をめぐる次のような論述にみられる。 図書館

    うさたろう日記 はてな版。 図書館の公共性をめぐる論争と経済学。
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