アメリカのトランプ政権は、銃に取り付けて連射を可能にする部品の販売や所持を禁止すると発表しました。銃の乱射事件で使われたことを受けての判断ですが、銃の所有者らで作る団体は強硬に反対していて、議論を呼ぶことになりそうです。 司法省によりますと、連邦法で販売や所持を禁止している「機関銃」の定義の中に、連射を可能にするバンプストックを加えたということで、所有者は90日以内に破棄するか、当局に提出することが義務づけられています。 バンプストックをめぐっては、去年10月にラスベガスで起きた、58人が死亡したアメリカ史上最悪の銃の乱射事件で使用されたことから規制を求める声が高まり、トランプ大統領はことし2月、司法長官に対し、バンプストックを禁止するための対策をまとめるよう指示を出していました。ただ、トランプ政権としては、銃そのものの規制に慎重な立場は崩していません。 また、銃の所有者らで作る団体は「憲