韓国大統領府で、北朝鮮の金正恩氏から贈られた犬から生まれた6匹の子犬を見守る文在寅氏夫妻。同府提供(2018年11月25日撮影、資料写真)。(c)The Blue House / AFP 【11月7日 AFP】韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)前大統領の事務所は7日、文氏が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党総書記から贈られた犬2頭について、現政府からの金銭的援助がないことを理由に飼育を断念せざるを得ないと考えていることを明らかにした。 2018年9月に平壌で行われた、両首脳にとって3度目の会談の後、金氏は文氏に友好の証しとして、北朝鮮原産の猟犬「豊山犬」のつがいを贈った。 文大統領の在任中に子犬7頭が生まれ、5月の退任時には、つがいと子ども1頭を自邸に連れ帰っていた。 韓国の法律では、これらの犬は国の所有物であり、本来は大統領府に返還さ