フランス・パリで、公務員が加盟する複数の労組が呼び掛けたデモに参加した人々(2017年10月10日撮影)。(c)AFP/Eric FEFERBERG 【10月11日 AFP】フランス各地で10日、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領が計画している公的部門の賃金凍結や人員削減に抗議するデモが行われ、公務員ら20万人以上が参加した。マクロン氏が進める財政支出の削減やビジネス寄りの政策に反対する声が一段と高まっている。 公務員540万人が加盟する9つの労組は、マクロン氏が目指すフランスの巨大な公的部門の変革について「深刻な相違」があることを示すためストライキを行うよう呼び掛けていた。 マクロン氏に改革の見直しを迫るデモは9月から行われ、今回で4回目。他の欧州諸国や投資家らはフランス政府の対応を注視している。 フランス内務省によると、パリ(Paris)やリヨン(Lyon)