大阪府大東市のJR学研都市線野崎駅で、快速電車にはねられて死亡した同市内の小学5年の男児(11)が残したとみられるメモに、男児が通う小学校の統廃合中止を求める内容が記されていたことが15日、関係者への取材で分かった。 大阪府警四條畷署によると、メモは同駅ホームに残された男児のリュックサックのそばに置かれており、「どうかひとつの小さな命とひきかえに、統廃合を中止してください」という趣旨の文言が書かれていた。 同市教委によると、男児が通う小学校は市立小学校統合実施計画に基づき、近隣の2校と統合され、3月で廃校になることが決まっていた。同校児童は4月から2校に分かれて通うことになっており、男児は廃校について気にする様子をみせていたという。 今月17日には閉校式が行われる予定だったが、市教委は男児の自殺を受けて延期を決めた。 男児は14日は通常通り登校。午後4時25分ごろ、同駅のホームから線路に下