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ブックマーク / yamdas.hatenablog.com (43)

  • ブルース・シュナイアー先生の新刊の邦訳『ハッキング思考』が出るぞ! - YAMDAS現更新履歴

    www.catapultsuplex.com 復活した(と言ってよいよね?)カタパルトスープレックスにおける、このブログでも何度か名前を挙げてきたブルース・シュナイアー『A Hacker's Mind』の書評である。 まだちゃんと読んでなかったのでありがたや。 ふと、気になって調べてみたら、10月にこれの邦訳が出るのに気づいた! ハッキング思考 強者が歪める社会のルールを正す方法 作者:ブルース・シュナイアー日経BPAmazon まだ版元にもページができておらず(何度も書いているけど、そういうところが日の出版社はダメよねぇ……)正確なところは分からないが、Amazon のページの記述を見る限り、これは『A Hacker's Mind』の邦訳だろう。 しかし……ということは、5年前に刊行された『Click Here to Kill Everybody』の邦訳は結局出ないままということになっ

    ブルース・シュナイアー先生の新刊の邦訳『ハッキング思考』が出るぞ! - YAMDAS現更新履歴
  • はてなダイアリーを使い始めて20年が経ち再認識する主戦場としてのブログ - YAMDAS現更新履歴

    今日2023年7月7日で、はてなダイアリーを使い始めてちょうど20年になる。 といっても特に何の感慨もない。 ……あれ? 10年前にもそういうこと書いてなかったか? yamdas.hatenablog.com もう今では「はてなダイアリー」と言っても通じないのかもしれない。2019年にはてなブログに移行した後も、結局、現在まで続いている形である。 飽きもせず、よく続けられたものである。上記の通り、それ自体には特に何の感慨もないが、Twitter の迷走からのいよいよの瓦解に立ち会うことになり、ブログの意味合いについて少し考えるところがある。 思えば、ワタシにとってTwitterはおよそ15年SNSの主戦場だったわけで、そう簡単に他に移行できる気がしないのも確かです。2017年にMastodonのアカウントを作っていますが、これがTwitterにとって代わるとは今なお思えなかったりします。

    はてなダイアリーを使い始めて20年が経ち再認識する主戦場としてのブログ - YAMDAS現更新履歴
  • 56か国の177人もの専門家が選りすぐった最高の児童書100選(の邦訳リスト) - YAMDAS現更新履歴

    [追記]:内容に誤りがあったので、タイトル並びに文を修正しました。 www.bbc.com BBC が史上最高の児童書100選を発表しているのだが、これが56か国の177人ものの専門家による投票結果というのだから力が入っている。 まぁ、ワタシなど映画やアニメでは観ていても、原作をちゃんと読んでいないのがほぼすべてでお恥ずかしい限りなのだけど。 モーリス・センダック『かいじゅうたちのいるところ』(asin:4572002150) ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』(asin:4042118038、asin:B01914HLHK) アストリッド・リンドグレーン『長くつ下のピッピ』(asin:4001140144) アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ『星の王子さま』(asin:4167912880、asin:B06VWT2MYX) J・R・R・トールキン『ホビットの冒険』(asin:4

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  • ローレンス・レッシグはAIが作成した作品に著作権を認めるべきという立場みたい - YAMDAS現更新履歴

    medium.lessig.org ローレンス・レッシグ先生が、AI 技術が生み出した作品に著作権が認められるべきかについて論じている。 ご存じの通り、米著作権局によるガイドラインによれば、AI が自動生成したものには著作権はないが、アーティストが十分にクリエイティブなプロンプトを与えるなら著作権が認められる可能性があることを示唆している。が、現時点では申請された案件すべてについて著作権を却下している。 これについてレッシグは、「この結論は単に間違っているだけでなく、戦略的に間違っている」と断じる。創造的な作品を生み出す機械の使用者に著作権が認められるべきでない理由は現行法のもとでは存在しないというのだ。うーむ、そうなのか? AI の創造性を形にする機械を操作するのは人間であり、その多くがアーティストなのを見逃してはいけないという。カメラで風景写真を撮影する際、カメラという機械が人間の創造

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  • AIが生む新たな非正規雇用と貧困の「ゴーストワーク」についての本の邦訳がようやく出る - YAMDAS現更新履歴

    yamdas.hatenablog.com メアリー・グレイとシド・スリの『Ghost Work』については3年近く前に取り上げているが、GAFA に代表される巨大テック企業の人工知能の「魔法」のような機能を実現する裏で、膨大な量の学習データをひたすらラベル付けする安月給の人間のホワイトカラー非正規労働者が、日常的にサービス残業を強いられ、労働条件に対する要求が繰り返し退けられてきた話は、現在もなくなってはいない。 これはまさに自動化が生む新たな貧困 「ゴーストワーク」で、https://t.co/XgIx7zThvH アーヴィンド・ナラヤナンも「AIツールの技術的進歩を持ち上げる一方で人間の労働を軽視する」として「AI報道で気をつけるべき18の落とし穴」の一つにわざわざ挙げているhttps://t.co/yvmPWsodX9 https://t.co/X8qOBQx1gz— yomoyo

    AIが生む新たな非正規雇用と貧困の「ゴーストワーク」についての本の邦訳がようやく出る - YAMDAS現更新履歴
  • 「機械の中の幽霊」ならぬ「AIの中の幻覚」? AIの「ハルシネーション」について考える - YAMDAS現更新履歴

    xtech.nikkei.com 中田敦さんが厳しい論調の文章を書いている。 これに対して、楠正憲さんが「自動運転と違って人命に関わる訳でもなく」と反応しているが、正直これには驚いた。楠正憲さんも2016年の WELQ 騒動を知らないわけはあるまい。検索結果は人命にかかわると言えるのではないか。 この騒動を機に、医師会やジャーナリスト団体が主催する「検索に関する勉強会」に講師として呼ばれる機会がとても増えました。そのとき、「検索エンジンにあがっている誤った情報を患者が信じ込んでしまい、こんなに大変なことが起きている」と、苦しんでいる当事者を目の当たりにしたんです。まるで私がGoogleの中の人間かのように非難を浴びたこともありました。 辻正浩氏が語る、SEOに携わる者の責務と未来 - Marketeer(マーケティア) ワタシの意見は、「この問題を過小評価している人が多すぎる」という星暁雄

    「機械の中の幽霊」ならぬ「AIの中の幻覚」? AIの「ハルシネーション」について考える - YAMDAS現更新履歴
  • cakesに掲載された「ネット×ジャーナリズムの歴史とその最新潮流としてのデータジャーナリズム」をサルベージした - YAMDAS現更新履歴

    cakes に掲載された「ネット×ジャーナリズムの歴史とその最新潮流としてのデータジャーナリズム」を自分のサイトにサルベージした。 なにせ2012年9月に公開された、つまりは10年以上前の文章であり、現在的な価値はゼロだと思うが、cakes のサービス終了を受けて HTML ファイルをいただいたので、家サイトにあげておく。 ファイル中の不必要な装飾箇所をできるだけ削除して、あと Amazon アフィリエイトをワタシのものにセコく変えた以外は内容には一切手を入れていない(ので文中のリンク先は大方もはや飛べなくなっている。南無)。 kabumatome.doorblog.jp cakes を運営していた note は先日上場を果たしているが、ずっと赤字とは知らなかった。 あえてリンクはしないが、ワタシも一度だけお会いしたことのある元従業員で後に優れた文筆家になられた方が今年書いた文章を読んで

    cakesに掲載された「ネット×ジャーナリズムの歴史とその最新潮流としてのデータジャーナリズム」をサルベージした - YAMDAS現更新履歴
  • マーク・ザッカーバーグやイーロン・マスクなどのテック億万長者の危険な生き残り思想を論じるダグラス・ラシュコフの新刊 - YAMDAS現更新履歴

    courrier.jp コリイ・ドクトロウの Pluralistic で紹介されているのを見てから、ダグラス・ラシュコフの新刊 Survival of the Richest を取り上げようと思いながら、微妙にチャンスを逃していたのだが、ありがたいことにクーリエ・ジャポンで記事になっていた。 ダグラス・ラシュコフの新刊は、2018年に彼が5人の謎めいた億万長者から砂漠のリゾートに招待されて、これから来たる社会の大惨事をどう生き抜くか相談を受けた話から、火星探査、AI フューチャリズム、メタバースといったトピックがこの「世界でもっとも富める者の生き残り」に結びついているかを論じ、そうした富める者たちの利己的な生き残りファンタジーではなく、人間のコミュニティ、相互扶助の意義を問い直すである。 これは、それを活用できる人にとってはデジタル天国だが、取り残された私たちにとってはまったく別のものだ

    マーク・ザッカーバーグやイーロン・マスクなどのテック億万長者の危険な生き残り思想を論じるダグラス・ラシュコフの新刊 - YAMDAS現更新履歴
  • 今も開発が継続しているオープンソースのWikiソフトウェアは何があるか - YAMDAS現更新履歴

    少し前に仕事場のローカルに立てている、今や主力でなくなったウェブサーバに久しぶりにアクセスしたら、Wiki が PukiWiki なのに懐かしくなってこれまた久しぶりに公式サイトを見てみた。すると、今年バージョン1.5.4がリリースされており、開発は継続しているのに少し感動した。 かつてはそれこそ雨後の筍のごとく開発されていた Wiki ソフトウェア(エンジン、クローン)だが、Wiki が広義の開発環境の一つに統合されているのもあり、単体のソフトウェアとして今も開発が続いているところはだいぶ少なくなった印象がある。 果たして今も開発が継続しているオープンソースの Wiki ソフトウェアに何があるか、ざっと調べてみた。 具体的には、Wikipedia の Comparison of wiki software に名前があるもので(それくらいの知名度があり)、オープンソース、なおかつ安定最新版

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  • 遂にLinuxカーネルにRust言語のコードが取り込まれるとな - YAMDAS現更新履歴

    venturebeat.com 「Linux をてがけて30年経った今なお、リーナス・トーバルズは自身が作ったオープンソースのオペレーティングシステムとそれがこれからもたらすイノベーションの見通しに夢中である」という文章で始まる記事だが、先日開催された Open Source Summit North America を取材した記事である。 いろいろ読みどころはあるだろうが、やはりもっとも目を惹くのは、「Rust is coming to Linux」の見出しである。 実は、ワタシもこの話題を何度かこのブログで取り上げている。 Rustこそがシステムプログラミングの未来(で、C言語はもはやアセンブリ相当)なら、Rustで書かれたドライバのコードをLinuxカーネルは受け入れるべきなのか? - YAMDAS現更新履歴 2020年はLinuxカーネルにおけるRust元年になるか? - YAMD

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  • Apache Log4jの脆弱性とともに浮かび上がったオープンソースのメンテナの責任範囲の問題 - YAMDAS現更新履歴

    www.jpcert.or.jp piyolog.hatenadiary.jp 先週は Apache Log4j の脆弱性問題が大きな話題となった……と過去形で書いてはいけないのかもしれない。危機はまだ続いている。 今回、脆弱性の破壊力のヤバさとともにクローズアップされたのは、今日、多くのビジネスの生命線となっているオープンソースソフトウェアのメンテナンスが、無報酬であり感謝されない仕事になっており、「オープンソースは壊れている」んじゃないの? という問題である。 20年以上みんなずっと同じ話してるなと思ってしまうが、オープンソースが壊れている、壊れていないの話がやたらに流れている。この文脈ならフリーソフトウェアの時代からずっと壊れてるんだよ。それでも動いているのは自由だからだよ。— Shuji Sado (佐渡 秀治) (@shujisado) December 14, 2021 dev

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  • オープンソースの終焉? ではなく次代の(技術、ガバナンス)モデルに移るべきという話 - YAMDAS現更新履歴

    techcrunch.com 「オープンソースの終焉?」という不穏なタイトルを掲げている文章だが、TechCrunch Japan ではなぜか翻訳されていないようだ。 このエントリは、今年の春にミネソタ大の研究者が研究のためとして Linux カーネルに意図的に脆弱性コードをコミットしようとし、Linux コミュニティが出禁措置を言い渡したのを受けてミネソタ大学がおわびの公開書簡を発表するにいたった Hypocrite Commits(偽善者のコミット)騒動の話から始まる。 この問題はオープンソースのエコシステムとそのユーザを脅かすもので、このエコシステムはいわゆる FOSS があらゆる人間の事業にますます重要になっているという問題と格闘してきた――と続くのだが、うーん、あの騒動はパッチ主の態度にかなり問題があったと思うのよね。 ともかく Mirantis の CTO でもある Shaun

    オープンソースの終焉? ではなく次代の(技術、ガバナンス)モデルに移るべきという話 - YAMDAS現更新履歴
  • なんでマイクロソフトは死ななかったのか? - YAMDAS現更新履歴

    www.nytimes.com マイクロソフトは長年大きな失敗を犯したが、今ではまたテック界のスーパースターに返り咲いていることについての記事だが、これはかつて↓という文章を訳したワタシ的には取り上げないといけないでしょうね。 www.yamdas.org ポール・グレアムが原文を書いたのは2007年だが、確かに当時マイクロソフトは明らかにイケてなかった。「悪の帝国」イメージも健在だったし、この記事ではマイクロソフトの暗黒時代をゼロ年代半ばから2014年までとしているが、「ジョークのオチに成り下がった」という表現が感じをつかんでいる。 しかし、今では再びテック界のスーパースターなわけで、ほとんどすべてに失敗しても企業再生は可能ということなのか、それとも独占企業というものはかくも殺しにくいものなのか(あるいはその両方か)。 これは現在いろいろと憎悪の対象になっている(日でのみ GAFA

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  • Twitterでフォローすべきサイバーセキュリティの専門家リストを日本で選ぶなら? - YAMDAS現更新履歴

    securityboulevard.com Schneier on Security で知ったページだが、2021年に Twitter でフォロー必須なサイバーセキュリティの専門家を21人選出している。 見てみると、当のブルース・シュナイアー先生をはじめとして、ケビン・ミトニックのような古株、Krebs on Security でおなじみブライアン・クレブス、ユージン・カスペルスキーなどよく知られた人も入っているが、恥ずかしながらワタシが知らない人も何人もいる。 「Twitterでフォローすべきサイバーセキュリティの専門家リスト」を日語圏で選ぶならどういうリストになるだろうか。パッと思い浮かぶのでは以下の感じになる(以下、五十音順、敬称略)。 一田和樹(@K_Ichida、Kazuki Ichida 一田和樹 公式サイト) 上野宣(@sen_u) 杉浦隆幸(@lumin) 園田道夫(@s

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  • ティム・オライリーが「シリコンバレーの終焉」について長文を書いていたのでまとめておく - YAMDAS現更新履歴

    www.oreilly.com ひと月以上前になるが、ティム・オライリー御大が珍しく Radar に長文を書いていた。テーマは「シリコンバレー終焉論」である。タイトルは、コロナ禍のはじまりだったおよそ一年前にチャートインして話題になった R.E.M. の It's the End of the World as We Know It (And I Feel Fine) のもじりですね、多分。 ティム・オライリーというと2年前に『WTF経済 絶望または驚異の未来と我々の選択』が出ており、ワタシもオライリーの田村さんから恵贈いただいたが、新しい技術がもたらす驚きを良いものにしていこうという、訳者の山形浩生の言葉を借りるなら「テクノ楽観主義の書」であった。 WTF経済 ―絶望または驚異の未来と我々の選択 作者:Tim O'Reilly発売日: 2019/02/26メディア: 単行 ワタシはティ

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  • テッド・チャンはAIでなく資本主義を恐れる - YAMDAS現更新履歴

    www.nytimes.com 昨年後半に Vox の編集主幹から New York Times のコラムニストに転身した気鋭のジャーナリストであるエズラ・クラインのポッドキャストに、当代最高の SF 作家のひとりであるテッド・チャンが出演している。 www.newyorker.com そういえばテッド・チャンというと、少し前には New Yorker に、シンギュラリティなんてこないよと論じる文章(日語訳)を寄稿しており、これが普通の作家なら、新刊のプロモーションなのかなと思うところだが、寡作で知られるテッド・チャンにそれはない、よね? エズラ・クラインのポッドキャストに話を戻すと、アーサー・C・クラークの有名な「十分に発達した技術は魔法と区別がつかない」という言葉をテッド・チャンがお気に召さない理由に始まり、錬金術、宗教、スーパーヒーロー、自分が死ぬ日が分かるなら知りたいか?(テッド

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  • プライバシーとセキュリティ面でもっともセキュアな6つのLinuxディストリビューション - YAMDAS現更新履歴

    linuxsecurity.com 普段利用する Linux ディストリビューションは、特に事情がなければ Ubuntu なり Fedra なり Debian なり、使い慣れたものを使えばよいのだろうが、ペネトレーションテストを行うような人であればプライバシーやセキュリティに特に配慮されたセキュアなディストリビューションを選択する必要がある。 この記事はそうしたセキュリティ特化型 Linux ディストリビューションを以下の6つ選んで紹介しているが、恥ずかしながらこのあたりについてワタシの知識は古いので、こういう記事は参考になる。 Qubes OS Tails Kali Linux Parrot OS BlackArch Linux Whonix それぞれの選定理由と優れたところは原文をあたったくだされ。 ワタシ自身がまともに使ったことあるのは、ペネトレーションテスト(の疑似環境)の用途で

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  • ビル・ゲイツもAI分野の必読書と推した『マスターアルゴリズム』邦訳が原著刊行から5年以上の時を経て出る - YAMDAS現更新履歴

    www.kamishima.net ペドロ・ドミンゴスの『The Master Algorithm』は、ビル・ゲイツが AI 分野の必読書に挙げていたので注目し、ワタシも何度か文章の中で引き合いに出している。 ユートピアのキモさと人工知能がもたらす不気味の谷 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース) 我々は信頼に足るアルゴリズムを見極められるのか? - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース) そして、邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2017年版)でも取り上げているが、この原著が刊行されたのは2015年である。それから5年以上経ち、もうこれは邦訳の話は流れてしまったかと半ば諦めていたところ、『マスターアルゴリズム 世界を再構築する「究極の機械学習」』の邦題で刊行される。ワオ! マスターアルゴリズム 世界を再構築する「究

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  • 「GAFAの天敵」ティム・ウー&リナ・カーンのバイデン政権入りとティム・ウー『巨大企業の呪い ビッグテックは世界をどう支配してきたか』刊行 - YAMDAS現更新履歴

    news.yahoo.co.jp 「ネット中立性」という言葉の発明者として知られるコロンビア大学教授のティム・ウーのバイデン政権入りには、彼がテック大企業への独占禁止法適用論者であり、Facebook 解体を強く主張していることを考えると驚いたわけだが、その意義について日語圏のネットでちゃんと書いている人というと平和博さんくらいしかいなかった。 New York Times の記事にもあるように、ティム・ウーはおよそ10年前にも政権入りしており、再度のチャレンジと言える。 www.nikkei.com ティム・ウーに続いて Amazon の天敵リナ・カーンまで政権入りするというニュースには、これはバイデン政権は GAFA に代表されるテック大企業の独占に気でメスを入れるつもりかと思わせる。 リナ・カーンはコロンビア・ロー・スクール准教授だが、まだ30代前半で、その若さで抜擢されるところ

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  • アメリカでもプログラミングスクールに通ったがうまくいかなかった話があった - YAMDAS現更新履歴

    少し前から Twitter のタイムラインで、プログラミングスクールに通ったがうまくいかなかった話題がたまさか流れてくる印象があった。 全くプログラミング未経験の人が、仕事を辞めて大金払ってプログラミングスクールに通って年収大幅ダウンしたり人生詰むみたいな話がタイムラインに大量に流れてくるけど、そういう人たちは今の仕事を続けながら家で少しずつプログラミングに関して自習するという選択肢があることを知ってほしい。— 小川晃通(あきみち)YouTubeでIPv6解説動画作ってます (@geekpage) January 20, 2021 その代表例としてあきみちさんツイートをはらせてもらったが、この話題ってどのあたりから始まったのだろうか……と少し検索してみたら、以下にその起点となる話がだいたいまとまっていた。 javablack.hatenablog.com なんだかなぁと思ってしまう話である

    アメリカでもプログラミングスクールに通ったがうまくいかなかった話があった - YAMDAS現更新履歴