グーグルが運営するアンドロイド端末向けのアプリストア「Google Play」には、恋人たちが位置情報や画像などを共有する様々なアプリが公開されている。この手のアプリは、恋人同士が浮気防止の目的で利用する場合もあるが、本人の同意を得ずにインストールされ、ストーカー的行為に用いられることも広く知られている。 しかし、一部のアプリがもっと恐ろしい脆弱性を抱えていることが明らかになった。「Couple Vow(日本のストアでは「カップル覚書」として掲載)」というアプリが、170万人にも及ぶユーザーのパスワードを、無防備な状態で外部にさらしていることが判明した。 アプリのアカウントにアクセスすれば、誰でもユーザーの位置情報や送信したテキスト、通話記録を入手できる。さらに、アプリを用いて送信した全てのコンテンツが見られるのだ。また、データベースの脆弱性を利用して、ハッカーが他人のヌード画像を入手でき