2007/01/15 多少引っかいたりした程度の傷であれば数分から数十分程度で、元通りに――。そんな「スクラッチリペア」の表面加工を施したノートパソコンをNECが発売する。 新機能がオプションとして提供されるのは、NECが1月15日に発表したWindows Vista搭載パソコンの中の1モデル、「LaVie GタイプJ」。マグネシウムダイキャストを採用し、凹凸を持ったボンネット構造は前モデル同様。耐荷圧150kgと高い堅牢性を持つ。 今回、この天板のオプションとしてスクラッチリペア機能を備えた特別色「アーバンブラウン」が用意される。スクラッチリペアは、自動車の塗装などで利用されていた技術で、塗装表面に特殊な樹脂の層を塗ったもの。傷となるのは樹脂が凹状にへこんだ状態で、弾性で元に戻る仕組みだ。例えばステンレスブラシで細かな引っかき傷をつけても、数分で元の滑らかな表面に戻る。「塗装が完全に取れ