Varonisは1月29日(米国時間)、「Outlook Vulnerability Discovery and New Ways to Leak NTLM Hashes」において、Microsoftの認証プロトコル「NTLM v2」のハッシュ化されたパスワードにアクセスする3つの方法を発見したと伝えた。発見されたアクセス方法は、Outlookの新しい脆弱性、Windowsパフォーマンスアナライザー(WPA: Windows Performance Analyzer)、Windowsのファイルエクスプローラーを使用する3種類で、それぞれの窃取方法、攻撃シナリオを解説している。 Outlook Vulnerability Discovery and New Ways to Leak NTLM Hashes Outlookの新しい脆弱性 新しく発見されたOutlookの脆弱性は、「CVE-20
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます サイバー犯罪者らが過去数カ月間で最も悪用していたセキュリティ脆弱性の1つは、「Microsoft Office」に潜んでいる脆弱性だという。この脆弱性は約5年前に発見され、すぐにセキュリティアップデートが利用可能になったにもかかわらず、アップデートを適用しない企業の多さから、依然として悪用が続いている。 Digital Shadowsのサイバーセキュリティリサーチャーたちの分析によると、2022年第3四半期の3カ月間でサイバー犯罪者らが最も話題にしていた脆弱性は、「CVE-2017-11882」だったという。このMicrosoft Officeの脆弱性が最初に開示されたのは2017年のことだった。 この脆弱性の悪用によって、サイバー犯罪
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 セキュリティ研究者Avinash Sudhodananさんと米Microsoft Security Response Centerの研究者が発表した「Pre-hijacked accounts: An Empirical Study of Security Failures in User Account Creation on the Web」は、まだ作成していないWebサービスのアカウントを乗っ取る攻撃をテストし脆弱性を示した論文だ。 具体的に5種類の攻撃を提案し75のWebサイトで試したところ、35のサイトで乗っ取りに成功したという。その中には、ZoomやInstagram、Drop
悪用多発のゼロデイ脆弱性「Follina」 外部の研究者が危険性指摘、Microsoftの対応巡り批判も:この頃、セキュリティ界隈で(1/2 ページ) 世界各地で悪用が伝えられていた「Follina」と呼ばれるゼロデイの脆弱性が、Microsoftの6月14日の月例セキュリティ更新プログラムで修正された。同社は4月の時点で外部の研究者から報告を受けていながら、いったんはセキュリティ問題ではないと見なしていたことも判明。そうした経緯を巡り、脆弱性に対する対応や情報開示の在り方に関する論議も浮上している。 今回の脆弱性は不正なWord文書について、研究者が5月27日にTwitterで伝えたことをきっかけに発覚した。セキュリティ企業の米Qualysによると、この時点でセキュリティ製品による検出率は極めて低かった。しかし他の研究者からも危険性を指摘する声が高まり、Microsoftは同月30日、サ
Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2022-03-29 13:45 Microsoftは、「Windows 10」「Windows 11」「Windows Server 2016」以降の「Windows Defender」に、脆弱性が存在するドライバーをブロックする「Vulnerable Driver Blocklist」機能を新たに追加する。この機能は、IT管理者が悪質なドライバーや悪用可能なドライバーからユーザーを保護できるようにすることを目的としたものだ。 MicrosoftのOSセキュリティおよびエンタープライズ担当バイスプレジデントDavid Weston氏は米国時間3月27日、このWindowsの新しいセキュリティ機能についてツイートしている。 この機能は、Windows 10のSモードと、コア分離のメモリー整合性機能
Microsoft の脆弱性報告報奨金プログラムに不満を感じていたセキュリティリサーチャーの Abdelhamid Naceri 氏が Windows のゼロデイ脆弱性の PoC を公開したのだが、翌日にはこれを使用したマルウェアサンプルが検出され始めたそうだ (BleepingComputer の記事 [1]、 [2]、 Cisco Talos Intelligence Group の記事、 Neowin の記事)。 Naceri 氏は Trend Micro の Zero Day Initiative でいくつもの脆弱性を報告しており、11 月の月例更新で Microsoft が修正した脆弱性 CVE-2021-41379 もその一つだ。この脆弱性は Windows Installer サービスに存在し、攻撃者はジャンクションを作成することでサービスにファイルやディレクトリを削除させる
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