結成以来最大規模となる「ムックの日」企画に向けて、ライブレポーターを募集したり、出川哲朗との異色コラボ広告で都内を賑わせたりと、さまざまな施策を展開してきたムック。またライブ本編を「1997~2002 - 密室 -」「2002~2007 - 死生 -」「2007~2012 - 鼓動 -」という3つの時代に分けて行うことも事前に告知し、ファンの期待を煽っていた。 そしていよいよ迎えた「ムックの日」当日。バンド名にちなんで設定された開演時刻の16:09を迎え場内が暗転すると、ミヤ(G)の柔らかなギターが鳴り第1部の「2002~2007 - 死生 -」の幕開けを飾る「輝く世界」が始まった。広い会場は、逹瑯(Vo)の哀切がこもった声で、たちまちムックの世界に染め上げられる。続けて投下されたのはライブの定番「蘭鋳」で、楽器を抱えたYUKKE(B)とミヤがステージを縦横無尽に駆け回る。ほぼ同時にスクリ