9月2日、SuGはバンド史上、最大のキャパである日本武道館ワンマン公演『HEAVY POSITIVE ROCK』を実現させ、無期限の活動休止期間に突入した。 最新にして最後のシングル曲となってしまった「AGAKU」は彼らが歩んできた日々と変わらない姿勢を何のフィルターもかけずに赤裸々な言葉で綴ったナンバーだが、このシーンを変えるべく笑顔で足掻き続けたのがSuGというバンドだったのかもしれない。 SuGに初めて出会ったのは今からちょうど10年前、ミニアルバム『I SCREAM PARTY』のリリースタイミングだった。武道館のダブルアンコールでは「湿っぽい終わり方じゃなく、SuGらしくあろう!」とこの作品に収録されているカラフルなパーティチューン「LOVE SCREAM PARTY」が披露されたが、最初に武瑠(Vo)の歌詞を見た時には、そのぶっ飛んだ言葉使いに「ニュータイプが出てきた!」と思っ