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ブックマーク / rollingstonejapan.com (42)

  • The Last Dinner Partyが語る過剰の美学、この時代に嘘偽りのないバンドであること | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    南ロンドンから頭角を現し、みるみるうちにUK最注目バンドの座に躍り出たザ・ラスト・ディナー・パーティー(The Last Dinner Party)。先日のフジロックでは堂々たるステージングで2日目のグリーンステージを沸かせた。恵比寿リキッドルームでの単独公演も、初来日とは思えない親密な雰囲気を作り出し、さらなる飛躍を予感させた。デビューアルバム『Prelude to Ecstasy』では、ミニマリズムの逆を行くマキシマリズム(過剰主義)的な美学で過去のロックやポップを貪欲に吸収し、自分たちなりにアウトプット。サウンドはもちろん、ヴィジュアルやファン・コミュニティのありかたも興味深い。単独公演が行なわれる数時間前、5人のメンバーのうちアビゲイル、オーロラ、エミリーの3人に、バンドの現在について聞いた。 —まずは読者に自己紹介をお願いします。 アビゲイル:私はアビゲイル。リードシンガーです。

    The Last Dinner Partyが語る過剰の美学、この時代に嘘偽りのないバンドであること | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2024/08/16
    「アビゲイル:伊藤潤二が大好き! ファッション的には『NANA』とか『富江』とか、雑誌「FRUiTS」とか。ああいうルックとか美学とかほんと好き。『新世紀エヴァンゲリオン』も。オーロラ:スタジオジブリ。」
  • beabadoobeeが語る成長とありったけの本音「音楽は私にとってマジでセラピー」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    ビーバドゥービー(beabadoobee)が通算3作目となる最新アルバム『This Is How Tomorrow Moves』を発表した。2022年にサマーソニックで初来日を果たし、翌年にはテイラー・スイフトのUSツアーでオープニング・アクトを担当。今作は共同プロデューサーに巨匠リック・ルービンを迎え、米カリルフォルニア州マリブのシャングリ・ラ・スタジオで録音された。進境著しい「Bea」ことベアトリス・ラウスに、彼女と同じZ世代のライター・竹田ダニエルがインタビュー。カリフォルニアの光と闇、アーティストとして成長するための過程、そしてすべてを曝け出すことについて包み隠さず語ってくれた。 ―音楽的にどのように進化を遂げてきたのか、アーティストとしての軌跡について話したいですし、人間関係やメンタルヘルスについてどう向き合ってきたのかも個人的に興味があります。まず、「Ever Seen」のMV

    beabadoobeeが語る成長とありったけの本音「音楽は私にとってマジでセラピー」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2024/08/16
    「最近の作曲過程でいうとフィオナ・アップルが結構新しい影響を与えてくれました」「ロックサウンドを求めてくる人がめっちゃ多い。マジで黙ってくれよって感じなんだけどさ」
  • 長谷川白紙が語る「身体と声」をめぐる実験、THE FIRST TAKE、ソニックマニアと未来の話 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    長谷川白紙の『魔法学校』が大きな話題を呼んでいる。フライング・ロータス率いるレーベル、Brainfeederと契約後初のアルバムとなる今作は、前作『エアにに』で挑戦された「声」の実験がさらにもう一歩踏み込んだ形で試されており、結果的に、これまでにないポップさへと昇華されている。 今回はミュージシャンとの共演も多く、ジャズ・ベーシストのサム・ウィルクスが参加した「口の花火」や、KID FRESINOとの共演曲「行つてしまつた」、挾間美帆がホーンアレンジで参加した「恐怖の星」、さらにマスタリング/ミックスエンジニアも数名が参加。初めてオープンになったアーティスト写真、立て続けに公開された「THE FIRST TAKE」の動画など、いま長谷川白紙と作品と聴衆の間には生身の身体が介在しはじめ、新たな緊張感を生んでいるだろう。ソニックマニアへの出演も近づく中、最新の長谷川白紙が捉える世界について、踏

    長谷川白紙が語る「身体と声」をめぐる実験、THE FIRST TAKE、ソニックマニアと未来の話 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2024/08/08
    「何か引っかかる声や特徴的な声だからこそ、想起できる身体」「「発声者を想像上で仮構する」というプロセスに言及する作品」
  • 清春とBorisの共闘、インディペンデントの精神、誇り高く生きる「美学」を語る | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    2024年3月初旬、Borisと清春は約1週間にわたるオーストラリア2マンツアー「Boris ”Heavy Rock Breakfast” -extra- AUS Tour March 2024 Special Act 清春」を行った。清春とBorisのフロントマンAtsuoが7年前に出会ったことをきっかけに、Atsuoの誘いで実現したこのツアー。清春にとって初のオーストラリア公演であり、初の海外ツアーだった。 11月末には、日での2マンツアー「HEAVY ROCK BREAKFAST JAPAN TOUR 2024」を控える2人に、オーストラリアでの10日間を振り返りながら、そこで感じた想いを語ってもらった。 【写真を見る】清春・Borisのライブ写真 ―そもそもの出会いから聞かせてもらえますか? 清春:知り合ったのはMORRIEさんがきっかけです。DEAD ENDのトリビュートアルバ

    清春とBorisの共闘、インディペンデントの精神、誇り高く生きる「美学」を語る | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2024/07/11
    「同じステージ上で魅せていくために日本人ではいられない」「あの時代のオリコンがフェスになっただけ」「エンタテインメントってリアルじゃないと思ってるのかな?」
  • フォークとボサノヴァを繋ぐ新世代、リアナ・フローレスが語る柔らかな歌声の背景 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    TikTokでの大ヒットがきっかけで大手レーベルの目に留まり、そこから専業音楽家としての道を歩むことになるなんてことは、もはや珍しいことではないのかもしれない。小学生の頃から自身のYouTubeチャンネルに自らの歌やダンスをアップロードしていた、なんて話もよく耳にするようになった。NYの老舗名門ジャズレーベルVerveからデビューアルバム『Flower of the Soul』をリリースした1999年生まれのシンガーソングライター、リアナ・フローレス(Liana Flores)もそんなインターネットネイティブ世代の新星だ。 彼女に話を聞いてみると、フォークミュージックとボサノヴァを中心にした音楽への造詣の深さに非常に驚いた。さらに彼女は、日音楽やカルチャーにも深く精通している。リアナはブラジル人の母とイギリス人の父のもとに生まれ、ノーフォークという自然に囲まれたのどかな街で音楽と自然に

    フォークとボサノヴァを繋ぐ新世代、リアナ・フローレスが語る柔らかな歌声の背景 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2024/07/06
  • フジロック×サマソニ社長対談 運営トップが赤裸々に語る2大フェスの「今」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    左からスマッシュ社長・佐潟敏博、クリエイティブマン代表・清水直樹(Photo = Mitsuru Nishimura) 誌の人気企画、フジロック/サマーソニック両運営による対談インタビュー。4回目となる今年は、ついにトップ対談が実現。招聘プロモーターとして切磋琢磨し合う両社の関係性、円安などシビアな問題への取り組み、洋楽フェスの矜持と変化を恐れない姿勢、ブッキングの裏話から今年の見どころまで。スマッシュ社長・佐潟敏博さん、クリエイティブマンプロダクション代表・清水直樹さんに包み隠さず語ってもらった。(※編注:対談は5月10日に実施 取材:小熊俊哉/構成:最込舜一) 共存共栄を図る、両社の関係性 ―初の社長対談ということで、お二方の個人的な繋がりから聞かせてください。 清水:年に1、2回事するよね。リキッドルームの山根(克巳)さんが間に入って、年末とかにお互いの近況とか来年のことを話し合

    フジロック×サマソニ社長対談 運営トップが赤裸々に語る2大フェスの「今」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2024/06/20
    「日本単独では海外のアーティストを呼ぶのはかなり難しくなってきていて、韓国や香港などをくっつけたなかにフジやサマソニがどうハマるか考えつつブッキングしてる」
  • Bring Me The Horizon緊急カムバック 「絶対王者」が塗り替えた価値観と未来への視線 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    ブリング・ミー ・ザ・ホライズン(Bring Me The Horizon)が最新アルバム『POST HUMAN:NeX GEn』をサプライズリリース。今夏のサマーソニックでヘッドライナーを務める彼ら。文筆家・ライターのつやちゃんが、待望の新作を切り口にバンドの活動とその社会的意義を振り返る。 ついにブリング・ミー・ザ・ホライズン(以下、BMTH)が『POST HUMAN:NeX GEn』を公開した。出るか出るかと噂されたままリリースが延びていた新作が、4年ぶりのアルバムとして急遽ドロップされた形だ。近作ですでに顕在化していた方向性——「DiE4u」でのエモ/スクリーモへの傾倒、「LosT」でのハイパーポップ的アプローチ、さらに前作『POST HUMAN: SURVIVAL HORROR』で表出していたニュー・メタル風味など——が、よりスケールアップし、アルバムというフォーマットで練り上げ

    Bring Me The Horizon緊急カムバック 「絶対王者」が塗り替えた価値観と未来への視線 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2024/05/24
    「2000年前後に興っていたエモ/スクリーモ/ヘヴィロック/メタルコア/ポストハードコアといった音楽まで立ち返り、エモーションという観点で串刺し」
  • AI・YOASOBI・J-CLUB 音楽がIP化する時代にtofubeatsが思うこと | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    tofubeatsの最新EP『NOBODY』がリリースされた。同作は「フロアライクなハウスミュージック」をコンセプトに、全曲AI歌声合成ソフトのSynthesizer Vを使用したボーカルで制作されたことでも話題を集めている。そんなtofubeatsが、若林恵(黒鳥社)のオフィスを訪問。2017年のアルバム『FANTASY CLUB』にライナーノーツを寄稿するなど、かねてより交流の深い同氏とさまざまなトピックを巡って語り合った。(構成:神保勇揮・若林恵) 若林 恵 平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書『週刊だえん問答 コロナの迷宮』(黒鳥社)、『さよなら未来:エディターズ・クロニクル 2

    AI・YOASOBI・J-CLUB 音楽がIP化する時代にtofubeatsが思うこと | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2024/05/11
    「融解が進んでいくに従って、どんどん前景化していく〜「IP」というもので、音楽も映像もテキストも、そうした「IP」の展開先のひとつ」「フレーム自体に向けた問いがないものは、自分からするとあまり面白くない」
  • Puma Blueが語る静寂の美学、ダークでメランコリックな音楽表現の源 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    プーマ・ブルー(Puma Blue)は突然現れた。2017年ごろに『Swum Baby EP』が静かに話題になっていったが、実に独特で、不思議な音楽だった。おぼろげに浮かんでいるようなサウンドに、ささやくように歌う声、全ての音は今にも消え入りそうに揺らめいている。その音楽は暗くて、退廃的。でも、セクシーであり、とてつもなくエモーショナルだった。DIYなやり方で制作しているのは明らかで、理想的なインディペンデント音楽であるように思えた。 しかし、同時に彼のバンドにはUKのジャズトリオVels Trioのメンバーも在籍していたこともあり、どこかパンク的なマインドさえも感じられる衝動的なサウンドであるにもかかわらず、演奏面では洗練されている部分も感じられた。実はブリット・スクールで音楽を学んでいたという話もある。粗削りであり、洗練されてもいる。エモーショナルだが、その音楽は全てがコントロールされ

    Puma Blueが語る静寂の美学、ダークでメランコリックな音楽表現の源 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2024/04/17
  • タイラ『TYLA』徹底解説 越境するアマピアノとアフリカンミュージックの新たな地平 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    アフリカ・ヨハネスブルグ出身、昨年発表の「Water」が全世界のチャートを席巻し、2024年の第66回グラミー賞で最優秀アフリカン・ミュージック・パフォーマンス賞を受賞。今夏のサマーソニック出演も決定しているタイラ(Tyla)がデビューアルバム『TYLA』をリリース。南アフリカ発祥のダンスミュージック「アマピアノ」をみずから制作し、その魅力を発信しているプロデューサー/DJ/ライターのaudiot909に作の革新性を解説してもらった。 まさかここまでとは思わなかった。 2023年のタイラによる大ヒット曲「Water」は、アマピアノ、アフロビーツ、R&B、ヒップホップといったジャンルの垣根を越えた新時代のポップスであった。 しかし、アルバムはその音楽的挑戦をさらに昇華し、多様な要素を融合させたアフリカンミュージックの地平を広げる傑作となった。 稿ではタイラがデビューアルバムで示した音楽

    タイラ『TYLA』徹底解説 越境するアマピアノとアフリカンミュージックの新たな地平 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2024/03/26
  • エヴァネッセンスが語る『Fallen』20年目の真実、女性がロックに参加するための闘い | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    今年のサマーソニックで来日し進化し続けるバンドの姿を提示したエヴァネッセンス(Evanescence)が、デビュー・アルバム『Fallen』発売20周年のデラックス盤をリリースした。エイミー・リーのボーカルのみで録られた「Bring Me to Life」のデモバージョンをはじめ、「My Immortal」のストリングスバージョンも収録している。以前より「Bring Me to Life」はレーベルの意向によって男性ボーカルを入れられたことが明らかにされてきたが、当時のシーンにおける女性ミュージシャンの境遇、その中でエイミー・リーが果たしてきた功績は改めて注目されるべきだろう。ニューメタルのリバイバルも起きる中、メンバーチェンジを経ながらもバンドを牽引し続けているエイミー・リーに話を訊いた。 ―今回のデラックス版は『Fallen』リリース20周年を記念しているとのことですが、企画の構想はど

    エヴァネッセンスが語る『Fallen』20年目の真実、女性がロックに参加するための闘い | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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    Imamu 2023/11/18
  • Dirty Hit新世代 ​​Pretty Sickが語るグランジ、日本の音楽、ファッションからの刺激 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    HOME Dirty Hit新世代 ​​Pretty Sickが語るグランジ、日音楽ファッションからの刺激 昨年、Dirty Hitからのデビューアルバム『Makes Me Sick Makes Me Smile』をリリースしたプリティ・シック(​​Pretty Sick)。バンドを率いる中心人物のサブリナ・フエンテス(Sabrina Fuentes)は10代前半の頃からモデルとしても活動し、ファッションの世界と繋がりながら、NYのインディ・ロックシーンでその名を轟かせてきた(現在は活動の拠点をロンドンに移している)。親友だというディレクター/アーティストのマノン・マカサエットはじめ、彼女の交友関係は広く、その相関図を見ていくことで現在のインディペンデントな音楽シーンの様子が浮かび上がってもくる。 今回、X-girlの撮影で日を訪れたというサブリナが、プリティ・シックとして下北沢B

    Dirty Hit新世代 ​​Pretty Sickが語るグランジ、日本の音楽、ファッションからの刺激 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2023/11/03
    「私が日本に滞在中に、ビーバドゥービーのマネージャーのクリスから連絡があった」「クリスは、デカいスマッシング・パンプキンズのタトゥーを入れてる」
  • ブリング・ミー・ザ・ホライズンのオリーが語る「NEX_FEST」の全貌、エモの原体験 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    2019年のアルバム『amo』、2020年のEP『POST HUMAN: SURVIVAL HORROR』と2作連続で全英チャート1位を獲得し、ロック・シーンのトップに登り詰めたブリング・ミー・ザ・ホライズン。4枚のEPシリーズである『POST HUMAN: SURVIVAL HORROR』に続く、2作目のEP『POST HUMAN: NeX GEn』のリリースが延期になる中、11月3日にはバンド主催の音楽フェス「NEX_FEST」が日で行われる。オリーことボーカルのオリヴァー・サイクスに、NEX_FESTのこと、新作のことを語ってもらった。 【写真を見る】英ローリングストーンで表紙を飾ったブリング・ミー・ザ・ホライズン ー前回の来日からコロナ禍を挟んで、4年振りにやっと日に戻って来れますね。 オリー:前回日に行ったのは2019年だからね。すごく楽しみにしてるよ。今回、日にはライブ

    ブリング・ミー・ザ・ホライズンのオリーが語る「NEX_FEST」の全貌、エモの原体験 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2023/11/03
    「グラスジョーの「Siberian Kiss」のMV」
  • ヌバイア・ガルシアが熱弁、UKジャズとクラブミュージックの深く密接な関係 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    サックス奏者のヌバイア・ガルシア(Nubya Garcia)は今日のUKジャズにおけるシンボルであり、その理由は2020年に発表された現時点の最新アルバム『Source』のインタビューでもたっぷり語ってもらった。トゥモローズ・ウォリアーズをはじめとしたロンドンの教育機関の出身であること、レゲエを取り入れるなどカリブ海やアフリカからの移民が持ち込んだ文化を反映していることもそれにあたるが、彼女にはもう一つ重要な文脈がある。エズラ・コレクティヴのリーダー、フェミ・コレオソは「UKジャズはダンスミュージック」だと以前語っていたが、クラブミュージック的な文脈を一貫して取り入れてきたのがヌバイアだ。 ナラ・シネフロ、カイディ・テイタム、モーゼス・ボイドなどが参加した『Source』のリミックス・アルバム『Source ⧺ We Move』(2021年)はひとつ象徴的だろう。ジャズがハイブリッドになり

    ヌバイア・ガルシアが熱弁、UKジャズとクラブミュージックの深く密接な関係 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2023/10/19
    「兄はドラムンベースがずっと大好きで、私の部屋は彼の隣だったから、私は大音量のドラムンベースの音を聴きながら育った」
  • yeuleが語るアウトサイダーとしての闘い、Tohjiや沢尻エリカ、日本カルチャーへの深い愛 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    シンガポール出身で現在はロサンゼルスを拠点に活動しているナット・チミエルによるプロジェクト、ユール(yeule)の3rdアルバム『softscars』が先日リリースされた。 6歳の時にピアノ教室でクラシック音楽を学び始めたユールは、独学でギターやドラムの演奏を始め、やがて好きだったゲームの世界や楽曲の魅力にのめり込んでいくように。そこから「yeule」と名乗るようになり、2014年にセルフタイトルEPでデビューして以来、幻想的でドリーミーなポップサウンドや、ロンドンでファッションを学び身につけた独特のアート感覚が熱烈な支持を集め、音楽シーンにおける異質な存在としてカルトな人気を獲得している。 ノンバイナリーであるユールが抱える葛藤・苦悩や、オンライン上の人間関係に依存していた経験、その後現実社会と向き合うことで発見した新たな自分など、様々な感情を投影したリアルな歌詞の内容も、大きな魅力の一

    yeuleが語るアウトサイダーとしての闘い、Tohjiや沢尻エリカ、日本カルチャーへの深い愛 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2023/10/13
    “寺山修司も好きだし、岩井俊二の映画も””マイ・ケミカル・ロマンスの魅力””メイクについてもよく訊かれるけど、戸川純とか、90〜2000年代のオールドスクールなヴィジュアル系にも影響を”
  • Soul Gloが語る、絶対に知っておくべきハードコア最重要バンドの哲学と成長過程 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    Soul Glo 左からTJ・スティーヴンソン、GG・ゲラ、ピアース・ジョーダン(Photo by Christopher Postlewaite) Soul Glo(ソウル・グロー)の初来日ツアーが10月26日〜31日にかけて京都・大阪・名古屋・神奈川・東京で開催される。2022年に名門Epitaphからリリースした最新アルバム『Diaspora Problems』が世界中で絶賛され、今年のコーチェラ・フェスティバルでも圧倒的な存在感を放った「今絶対見ておくべき」ポストハードコアバンドはどのように生まれたのか? 米ローリングストーン誌が発表した、音楽産業の刷新をリードする25組「Future 25」にも選ばれた彼らの最新インタビューをお届けする。 様々なジャンルを横断するロック界の無頼漢、Soul Gloが2014年に結成された頃、フロントマンのピアース・ジョーダンはワイルドで実現不可能

    Soul Gloが語る、絶対に知っておくべきハードコア最重要バンドの哲学と成長過程 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2023/10/11
    「自分はおそらくADHDを患っていると語った。〜父親はジョーダンのいう「忙しないジャズ」を好んでいたが、彼自身はシステム・オブ・ア・ダウンやリンキン・パークとの出会いによって人生が大きく変わった」
  • 春ねむりが語る、2023年にハードコアパンクをやる理由 マッチョ的なものの解体 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    春ねむりが新作EP『INSAINT』を完成させた。昨年4月にアルバム『春火燎原』を発表して以降、3度に及ぶ北米ツアーをはじめとした海外公演を積極的に行う一方で、7月にはリキッドルームでのツアーファイナルを大盛況で終えるなど、国内外で彼女の存在感が日に日に増していることが感じられる中で発表された新作は、自身のルーツにあるハードコアパンクを初のバンド録音で、あくまで2023年の形で鳴らしてみせたもの。 また、『INSAINT』というタイトルは「insane」(常軌を逸した、馬鹿げた、狂った)と「saint」(聖人、聖者)を掛け合わせた造語であり、「一般的な観念からは『おかしい』と形容されるような、社会的規範から逸脱した領域にしか宿らない聖性のこと」というテーマは彼女がこれまでも一貫して描き続けてきたライフワーク的なもので、作ではその哲学の背景にある自身の生い立ちを作品に大きく反映させてもいる

    春ねむりが語る、2023年にハードコアパンクをやる理由 マッチョ的なものの解体 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2023/10/07
  • ミツキが最新作で描く、名もなき町の寂寥感とアメリカンゴシックの物語 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    ミツキ(Mitski)の通算7作目となるニューアルバム『The Land Is Inhospitable and So Are We』がリリースされた。USインディーロック屈指の先進的ソングライターが、かつてない深みに到達した最新作のレビューをお届けする。 「私は自分の心が好きじゃない/部屋で独りでいるのは嫌い」。7枚目のアルバムとなる最新作でそう歌い上げるミツキの声は、心痛とは裏腹にスウィートでリッチだ。「お願い、この仕事を私から奪わないで」というラインは、身を粉にして働き続けてきた平凡なアメリカの労働者の叫びのように聞こえる。だが、それは紛れもなく彼女自身の切実な思いだ。ミツキは一度は音楽をやめることを決意したが、波が月に引き寄せられるかのように、この世界に再び戻ってきた。彼女は2021年の誌のインタビューでこう語っている。「これは嘘偽りのない私の姿……私はこれからも傷つき続けるだろ

    ミツキが最新作で描く、名もなき町の寂寥感とアメリカンゴシックの物語 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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    Imamu 2023/09/20
    Mitski『The Land Is Inhospitable and So Are We』「「Heaven」と「My Love Mine All Mine」には、ゴスカントリーという形容が相応しい」「「I’m Your Man」はまるで殺人犯のラヴソングだ」
  • 100 gecs「ベッドルームでレコーディング」気質の2人が語る、ゴミ箱と音楽の話 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    フジロック3日目、WHITE STAGEに出演した100 gecs(ワン・ハンドレッド・ゲックス)。ディラン・ブラディとローラ・レスの2人組は、ハイパーポップの寵児として2019年にアンダーグラウンドから一気にメインストリームに浮上。フジロックでは究極のDIYスタイルを体現するかのごとく、バックヤードレスリング感あふれる生身のパフォーマンス(ステージ上にあるのはゴミ箱とローラのスニーカーのみ)で、ポップ・パンク、エレクトロニック・ミュージック、ニューメタルなどを炸裂させていたのだった。 【撮り下ろし写真を見る】100 gecs ーフジロックのステージはどうでしたか? ローラ:初めての場所でパフォーマンスをする時は、いつもオーディエンスがどんな反応をするかを気にしてる。うまくいった時の喜びは格別ね。ファンのみんなはサイコーだった! ディラン:たくさんの人で賑わってた。 ローラ:ほんとに、山と

    100 gecs「ベッドルームでレコーディング」気質の2人が語る、ゴミ箱と音楽の話 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    Imamu
    Imamu 2023/08/08
  • BAND-MAID結成10周年ベスト盤クロスレビュー HR/HMと越境的な配合が生んだ個性 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    BAND-MAIDが結成10周年を記念したベスト・アルバム『10th Anniversary Best』をリリースした。文字通り彼女たちの10年の軌跡を網羅した作は、インディーズ時代〜メジャーデビュー後の日クラウン在籍時〜ポニーキャニオンへのレーベル移籍以降の楽曲からチョイスされた30曲をリマスタリングした2枚組。8月4日には米国3大野外フェスのひとつ「Lollapalooza Chicago」出演に加え、メキシコ含む北米ツアーを8月に再度開催するなど世界基準で活躍するBAND-MAIDのベストアルバムについて、西廣智一、s.h.i.という二人の音楽ライターによるクロスレビューで深掘りする。 1. 楽曲変遷から辿るBAND-MAIDの10年 西廣智一 2013年に結成され、今年で結成10周年を迎えるBAND-MAIDが初のベストアルバム『BAND-MAID 10th Anniversa

    BAND-MAID結成10周年ベスト盤クロスレビュー HR/HMと越境的な配合が生んだ個性 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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    Imamu 2023/08/03