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■ニュースワイド 私たちの暮らしはプラスチックに依存している。「脱プラ」はそう簡単ではない。だが、使い捨てプラスチックの削減は世界の潮流だ。日本でもそうした動きは加速している。環境に配慮した代替容器の需要の高まりや、回収した海のプラスチックごみの再生利用など、新たな流れが生まれている。(水戸部…
高知県室戸市沖の定置網で6月、世界的に絶滅が危ぶまれるウミガメ「オサガメ」が死んだ状態で捕獲され、体内からプラスチック製のレジ袋などが2枚見つかった。海に漂っていた袋を誤飲したとみられる。 むろと廃校水族館(室戸市)の若月元樹館長によると、地元の漁師が6月21日、同市内の定置網にオサガメ1匹が掛かっているのを見つけた。同水族館が解剖して胃腸の内容物を調べると、大腸などから2枚のプラ製袋が出てきた。袋は42センチ×25センチと30センチ×20センチで、前者はレジ袋だった。 オサガメは網に絡まって動けなくなって窒息死したとみられ、袋は死因には関係ないとみられるという。 オサガメは、国際自然保護連合(IUCN、本部・スイス)の絶滅危惧種に指定されている。世界最大と言われ、大きいものだと甲羅の長さが約2メートル、体重は軽自動車と同程度まで育つ。今回の個体は甲羅の長さ約1・2メートルで、子どもとみら
この数カ月、新型コロナウイルスの感染予防策として、持ち帰り用の食品容器や使い捨ての弁当箱など、プラスチック製品を利用する場面が増えた。 だが、プラごみが地球環境や生き物を脅かす存在であることに変わりはない。この風潮が定着すれば、ウイルスとは違った意味で社会をむしばむ。 感染症対策と並行して脱プラの取り組みも着実に進める。そのことを忘れてはならない。 世界のプラごみは年に数億トンにのぼり、少なくとも800万トンが海に流れ込んでいると推定される。放置すれば、今世紀半ばには海洋プラごみの量が世界中の魚の総重量を超えてしまうとさえいわれる。 自然の中に蓄積したプラごみは、生態系を破壊し生物多様性を損なう。海を漂ううちに波や紫外線で砕かれて微小になり、食物連鎖を通じて人体に悪影響を及ぼす懸念もある。 だからこそ1年前のG20大阪サミットで「2050年までに新たな海洋汚染をゼロにする」との目標がまとま
自民党がダーウィンの進化論を誤用した言い回しを使って憲法改正の必要性を訴えた問題で、日本人間行動進化学会(会長=長谷川眞理子・総合研究大学院大学長)は27日、会長と理事会名で、誤用に反対するなどとする声明を出した。 同学会は、人間の行動や心理などを、進化の観点から研究する専門家の集まり。学会を紹介するサイトにはダーウィンの写真も掲載されている。 声明は、ダーウィンの進化論に「思想家や時の為政者によって誤用されてきた苦い歴史がある」と指摘。「生物の進化のありようから、人間の行動や社会がいかにあるべきかを主張することは、論理的な誤り」だと説明する。「特定の政治的意見を主張するものではない」とした上で、進化論を社会的影響を持つ団体や個人が誤用することに反対を表明している。 一方で、誤用がなくならない現状について「科学に携わる者の努力不足だと言わざるを得ない」と反省も示した。「私たちには、進化のあ
国際自然保護連合がレッドリストの危急種に指定している世界最大のゲンゴロウ「オウサマゲンゴロウモドキ」の羽化に、石川県ふれあい昆虫館(同県白山市)が国内で初めて成功した。 オウサマゲンゴロウモドキはヨーロッパ北部に生息する水生昆虫。同館はラトビア共和国の許可を得て昨年11月に成虫を輸入し、飼育繁殖に取り組んでいる。 初めて羽化したのはメスの1匹。渡部晃平学芸員(33)が6日夕方、確認した。体長は42ミリほどで、大きな部類に入るという。 成虫を譲り受けてから産まれた卵は150個以上あったが、幼虫になれたのは5匹。さらにサナギになったのは2匹で、今回1匹が無事羽化し、もう1匹はまだ土の中にいるという。 「成功しないと国内でもう見られなくなる可能性もある。失敗するのが怖くて毎日プレッシャーでした」と渡部さん。羽化を確認したときには、「出ましたー!」と大声を上げながら館内を走ったという。 最も苦労し
約40億年前の地球にあった二酸化炭素と窒素、水、鉄に秒速1キロの超高速で金属をぶつけることで、生命誕生に欠かせないアミノ酸をつくることに東北大などの研究チームが成功した。太古の地球に隕石(いんせき)が衝突して生命が生まれたとする仮説を強める結果という。論文は8日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツ(https://www.nature.com/articles/s41598-020-66112-8)に発表された。 隕石の衝突を模した実験は過去にもアミノ酸ができた例があったが、太古にわずかしかなかったアンモニアなどを材料にしていた。今回はありふれた材料からグリシンとアラニンという2種類のアミノ酸ができており、隕石の高温・高圧で化学反応が進むことを初めて示せたという。 東北大の古川善博准教授(地球化学)らは、二酸化炭素と窒素などを容器に入れて太古の地球を再現し、別の金属片をぶつけて衝撃を与
ロシア北極圏の軽油が大量流失した地域を示した図。(c)Laurence SAUBADU, Fabien MARCHESINI DUFAU / AFP 【6月9日 AFP】ロシアの北極圏にある都市ノリリスク(Norilsk)で燃料油が流出し、河川を広範囲に汚染した事故についてロシア当局は5日、永久凍土が融解したことが原因だとし、同じように脆弱(ぜいじゃく)な地域に立てられているインフラ施設の点検を指示した。 永久凍土の融解は人々の健康と自然環境を脅かす「時限爆弾」であり、地球温暖化を加速させる恐れがある。 事故は5月29日に発生。ロシアの金属大手ノリリスク・ニッケル(Norilsk Nickel)が子会社を通じて所有する火力発電所の燃料タンクが倒壊し、軽油2万1000トンが流出した。 ■永久凍土とは 永久凍土は主に北半球に分布しており、北半球の露出した陸地の約4分の1の面積を占めている。概し
南極・アンカレッジ島で確認された氷雪藻。英ケンブリッジ大学提供(2018年撮影、2020年5月20日提供)。(c)AFP PHOTO / Dr Matt Davey - University of Cambridge/SAMS 【5月22日 AFP】南極大陸から細長く延びた南極半島(Antarctic Peninsula)の一部で、地球温度の上昇とともに藻類の大発生による「緑の雪」が広がり、一帯が緑色に変わると予想する研究結果が20日、発表された。 しばしば、植物がまったく育たないと考えられがちな南極大陸だが、実際には数種の藻類が生育している。これらの藻類は解けかかった雪の上で育ち、大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収する。 英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)と英南極調査所(BAS)の研究チームは、世界で最も不毛な大陸で緑藻類が現在分布する面積を測定するため
メダカのメスが卵を作るには、もとの細胞に卵になるよう働きかけを続ける必要があることを、名古屋大の研究チームが発表した。働きかけを止めると、卵ではなく精子ができたケースがあったという。 チームは、メダカを使い、卵や精子のもとになる細胞「生殖細胞」から卵を作り始める「スイッチ」となる遺伝子「foxl3」を発見。菊地真理子助教らは、スイッチが入った後、さらに二つの遺伝子「rec8a」と「fbxo47」が関与していることを突き止めた。 二つの遺伝子の働きを調べると、一つ(rec8a)は遺伝子の量を半分にする働きを持ち、もう一つ(fbxo47)は卵を大きくするとともに精子になることを抑えていた。この仕組みを壊すと、メスなのに精子ができるケースがあったという。 チームの田中実教授(生殖生物学)は「生殖細胞は、卵になろうとしても、状況によっては精子にもなれる柔軟な仕組みを持っている。性は柔軟で、揺らぎが
岩手県奥州市の国立天文台水沢VLBI(超長基線電波干渉計)観測所が、今年度予算の大幅な削減を通知されたことが分かった。同観測所は、2019年4月にブラックホールの影を世界で初めて撮影したチームに日本代表として参加した本間希樹(まれき)教授が所長を務め、データの画像解析も担当していた。本間所長は「撮影から1年後の予算削減では、研究者のモチベーションを保てない」と影響を懸念している。 同観測所によると、3月26日に国立天文台執行部(東京都三鷹市)から予算削減の通知があった。執行部などは「天文台予算の内部の振り分けは公表していない」として観測所の昨年度予算を明らかにしていない。ただ、数億円とみられ、今年度は47%減になるという。 削減は、主…
\n<!-- OutsideEmergency BGN --><div id=\"OutsideUrgent\" class=\"UrgentNews\">\n<div class=\"UrgentNewsInner\">\n<div class=\"UrgentNav\">\n<a class=\"LinkBtn\" href=\"https://www.asahi.com/special/saigai/max_earthquakealert.html\"><strong>地震速報</strong><span><b>詳細へ</b></span><em>11時28分頃、鹿児島県鹿児島十島村で最大震度4の地震がありました。(気象庁発表)</em></a>\n</div>\n</div>\n</div><!-- OutsideEmergency END -->\n"}">
ブラックホールによるものとみられる観測史上最大規模の爆発が起きたことがわかった/S. Giacintucci, et al./NRL/CXC/NASA (CNN) 地球から3億9000万光年離れた宇宙で、ブラックホールによるものとみられる観測史上最大規模の爆発が起きたことがこのほど明らかになった。 爆発により、当該の空間に存在する高温のガスには火山の噴火に伴うクレーターに相当する痕跡が出現した。米海軍調査研究所の天文学者によれば、宇宙最大の爆発で生まれたこの「クレーター」は、天の川銀河15個分の大きさだという。 爆発は、へびつかい座銀河団の中心で発生した。銀河団は宇宙で確認されている中で最も大きい構成単位であり、そこでは重力の影響によって数千個に及ぶ銀河の集団が形成されている。 天文学者らは、ある大型の銀河の中心部分に位置する超大質量ブラックホールが今回の爆発を引き起こしたとみている。この
地球の周りを回っている「第2の月」が見つかった。米アリゾナ大が小惑星や彗星(すいせい)を捜索している計画「カタリナ・スカイ・サーベイ」の望遠鏡が発見し、国際天文学連合が25日に発表した。直径2~3メートルの小惑星が地球の重力に捕まり、3年ほど前から地球を回る衛星になっていたらしい。ただ、軌道が極めて不安定で、数カ月後には再び遠くへ飛んで行ってしまうとみられる。 スカイ・サーベイの天文学者カッパー・ビエルチョス氏によると、「ミニムーン」は今月15日、アリゾナ州レモン山にある口径1・5メートルの望遠鏡が見つけた。探査機「はやぶさ2」が着陸した「リュウグウ」と同じC型というタイプの小惑星で、有機物や水を豊富に含むと考えられる。
(CNN) 米オレゴン州立大学の研究チームがこのほど学会誌に寄せた論文で、酸素がなくても生きられる特異な生物を発見したと発表した。 この生物はサケの細胞に寄生して、呼吸で酸素を取り込まなくてもエネルギーを生成できるよう進化した。「動物」とは何かの定義を変えさせる発見と研究チームは位置付けている。 米科学アカデミー紀要に論文を発表した研究者によると、「ヘネガヤ・サルミンコーラ」と呼ばれるこの寄生虫は、クラゲやサンゴの仲間の生物で、呼吸する代わりにサケの体内に寄生して栄養素を盗み取る。細胞の数は10に満たない。 ヘネガヤ・サルミンコーラはサケの筋肉の中に小さな白い嚢胞(のうほう)を形成する。恐らくサケが傷つくことはなく、人に感染することもできないと研究者は推定する。 サケの体内にはほとんど酸素がないことから、この寄生虫は、生物の体内で食べた物をエネルギーに変換するミトコンドリア・ゲノムを完全に
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