仏パリのオルリ空港で、警備にあたっていた兵士の銃を男が奪う事件が発生し、現場に出動した警官隊(2017年3月18日撮影)。(c)AFP/CHRISTOPHE SIMON 【3月18日 AFP】(更新、写真追加)仏パリ(Paris)郊外のオルリ空港(Orly Airport)で18日、警備にあたっていた兵士の銃を奪った男が、治安部隊に射殺された。仏内務省が発表した。 目撃者によれば、事件が起きたのは現地時間18日午前8時30分(日本時間同日午後4時30分)ごろで、内務省報道官によると、男は空港の売店に逃げ込んだ後に射殺された。利用客などに負傷者は出ていないという。 事件を受け、二つあるターミナルは両方閉鎖された。南側のターミナルからは3000人近くが避難したが、もう一つのターミナル内の利用客は「閉じ込められた」状態だという。また航空当局によると、オルリへ向かう交通は「完全に封鎖」されている。