2018年の交通事故死者が、68年ぶりに過去最少となった昨年より、さらに少なくなる見通しだ。警察庁によると、27日現在の死者数は3476人で、昨年同期の3637人より161人少ない。昨年は計3694人で、統計が残る1948年以降では最少だった。 交通事故の死者数は1970年に過去最悪の1万6765人を記録してから、減少傾向に転じた。80年代には再び増加したこともあったが、96年に1万人を下回り、16年は67年ぶりに4千人を下回った。政府は20年までに年間の死者数を2500人以下にする目標を掲げている。(小林太一)
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