スイス・ジュネーブ近郊メイランにある欧州合同原子核研究機構の実験装置「コンパクト・ミューオン・ソレノイド」(2015年2月10日撮影)。(c)AFP/RICHARD JUILLIART 【7月15日 AFP】スイスにある世界最大の粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)」の科学者チームは14日、「ペンタクォーク」と呼ばれる粒子の存在を初めて確認したと発表した。 ペンタクォークの存在は、1960年代より物理学者らによって理論化されていたが、これまで実証が得られていなかった。世界で最も出力が高い粒子加速器LHCの実験チーム「LHCb」は今回、ペンタクォークの検出に初めて成功したという。 ペンタクォークの発見に先立つ2012年、LHCは万物に質量を与えるとされる「ヒッグス粒子(Higgs boson)」の存在を証明するために使用された。 LHCb
![クォーク5つで構成、粒子「ペンタクォーク」発見 CERN](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e55b20b59e1204ea25562b33733b67163a304e5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fc%2Fd%2F1000x%2Fimg_cd16f1c886d9d308b63e475a49abdac8363366.jpg)