静岡県焼津市が、ふるさと納税制度でまぐろやかつおをお礼の品として用意したところ、お礼の品がなかった去年1月から9月までは67万円にとどまっていた寄付額が、去年10月からの3か月余りで2億円を超えました。 ふるさと納税制度は、生まれ育った故郷や応援したい自治体に寄付する制度で、お礼に地元の特産品がもらえるとして人気が出ています。 静岡県焼津市では、お礼の品がなかった去年1月から9月までは寄付額が67万円にとどまっていました。 ところが、去年10月以降水産加工品を中心にお礼の品を125種類用意し、▽5000円以上の寄付には焼津市名産のミナミマグロのたたき身を、▽1万円以上の場合はまぐろやかつおの冷凍パックなどとしました。 その結果、寄付が次々と寄せられ、市によりますと今月16日までの寄付額が2億1000万円を超えたということです。 焼津市財政課は「お礼の選択肢を多く用意したことが功を奏したので