トラブルが相次ぐマイナンバー制度について、情報システムの専門家でつくる学会が今月、「制度設計に根本的な問題がある」と指摘する提言をまとめた。政府が目指すマイナンバーカードと健康保険証や運転免許証との一体化などについて、「このまま推進すると国民にとって不利益が大きくなる」と警鐘を鳴らし、見直しを求めた。
デザインガイドライン e-Govでは、「デジタル・ガバメント実行計画」(2019年12月20日 改定(閣議決定))に基づき、国民・企業等の利用者の方に対して質の高い行政サービスを提供するため、サービスデザイン思考を導入し、利用者、ソフトウェアベンダー等との共創によって、e-Govの提供サービス及びデザインについて段階的な見直しに取り組んでいます。 この一貫として、今般、e-Govが提供する情報・サービスに関する見つけやすさの向上を目的として、一部コンテンツについて情報アーキテクチャ及びサイトデザインの見直しを行いました。このガイドラインは、その結果をサイトデザインにおけるベストプラクティスの一つとして、「情報設計」「UIデザイン」「UIデザインパターン」の観点から整理したものです。 今後、e-Govにおける継続的なサービス改善の実施と並行して、このガイドラインについても改訂を図っていくこと
楽天グループがオンプレミス(自社所有)環境のプライベートクラウド「One Cloud」を拡充し、グループ企業の各種事業が用いるIT基盤の統合を進めることが日経クロステックの取材で分かった。現在、パブリッククラウドで稼働させているシステムが多数あるが、原則としてOne Cloudへシフトしていく。グループ全社でIT基盤のプライベートクラウドへの集約を進めてコスト効率を高めるほか、IT基盤のノウハウを蓄積し安定稼働やセキュリティー強化につなげる。 プライベートクラウドは、新たに参入を計画する法人向けITサービスの基盤にも活用する。計画するのは本人確認に使うeKYCやWebサイトのアクセス分析、電子決済の機能などだ。いずれもグループの事業で使うために開発した技術で、従量制のパブリッククラウドサービスとして外販する方向で準備を進めている。 部分的だったOne Cloudの利用、まず楽天市場で全面採
この記事では、WebRTCの基礎知識とその仕組みについて分かりやすく解説します。WebRTCについて調べている方を支援する記事となっています。 WebRTCと、ブラウザ型Web会議システムの理解にぜひご活用ください。 ブラウザ型Web会議システムは、WebRTCというインターネット技術によって支えられています。WebRTCは、Webブラウザ上で音声や映像など大容量のデジタルデータを、リアルタイムに送受信できる技術です。 従来のオンプレミス型やクラウド型(ASP型)のWeb会議システムは、専用のソフトウエアやアプリケーションが必要で、利用者全員がインストールしなければならず、また、使用しているデバイスのOSやキャリアが対応していない場合には、そのWeb会議システムを利用することができませんでした。 しかし、WebRTCの技術が開発されたことによって、無料で利用できるWebブラウザを使いインタ
パブリッククラウド・プライベートクラウドの違いとは? クラウドコンピューティング(クラウド)は、サーバーやストレージ、ネットワークなどのコンピュータリソースを、いつでもどこからでも自由に利用することができるシステムです。 突発的なアクセス増やビジネスの成長に迅速かつ柔軟に対応できるようになり、ITリソースの効率的な利用や共有を行えるメリットがあります。 クラウドはパブリッククラウドとプライベートクラウドの大きく2つに分けることができます。 「パブリッククラウド」とは、業界・業種を問わず企業もしくは個人に向けてクラウドコンピューティング環境を提供しているオープンな形態を指します。 パブリッククラウドは、専用のハードウェアなどを所有することなく、企業でも個人でも利用したい人が必要な時に必要なだけ自由にサーバーやネットワークリソースを使えるシステムです。ネットでオンライン申し込みをして、すぐにク
コンテナ技術入門 - 仮想化との違いを知り、要素技術を触って学ぼう コンテナ技術を適切に活用するには、コンテナが「どうやって」動いているかを学びたいところ。はてなのエンジニアhayajo_77さんがコンテナの要素技術の勘所を解説します。 こんにちは。株式会社はてなでサーバー監視サービス「Mackerel」のSREを務めるhayajo_77( @hayajo )です。 さて、コンテナ技術はDockerの登場がきっかけとなり、本格的に活用が始まりました。現在はKubernetesを始めとするコンテナオーケストレーションツールや AWS, GCP, Azure などのクラウドサービスで提供されるコンテナマネジメントサービスを採用したサービス運用事例が数多く紹介されており、コンテナ技術は「理解する」フェイズから「利用する」フェイズに移ってきています。 コンテナそのものは上記のツールやサービスにより
この記事では、自分が数年Site Reliability Engineering (SRE)を実践しつつ、SREについて考えてきたことをまとめる。 先月開催されたMackerel Drink Up #8 Tokyoと先日開催された次世代Webカンファレンス 2019では、SREについて集中的に議論する機会に恵まれたため、脳内メモリにキャッシュされているうちに、SREに関する私的な論考をまとめておく。 (以降では、SRE本の原著にならい、技術領域名を指すときはSRE、職種名を指すときにSREsと表記する。) SREとの関わり なぜSREに関心をもったのか 2015年にメルカリさんがSREチームを発足したときに、SREsの存在を知り、SREsはシステム管理者、Webオペレーションエンジニア、インフラエンジニアといった既存の職種を置き換えていくものだと理解した。 当時、自分が注目したのは、SRE
日本取引所グループ(JPX)は9日午後記者会見し、傘下の東京証券取引所で同日朝から起きているシステム障害について、「特定の証券会社から通信経路を確認するための大量の電文があり、障害を起こした」(横山隆介・最高情報責任者〈CIO〉)と明らかにした。大量の電文が送られた原因は「証券会社側の何らかの設定の間違い」という。問題を起こした電文はすでに停止しており、システムは9日中に復旧させ、10日以降は影響が出ない見込みという。 横山氏は会見で「投資家の皆さまに多大なるご迷惑をおかけした」と謝罪。「損害賠償の責任ではなく、市場運営の責任という点では責任があると思っている」と述べた。 JPXによると、9日午前7時32分、東証のシステムへ電文が「極めて短い時間に大量に送られてきた」という。売買注文ではなく通信経路を確認する電文で、通常の1千倍の量だったという。それが原因でシステム障害が起き、証券会社が売
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "サービス指向アーキテクチャ" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2022年12月) ソフトウェア工学において、サービス指向アーキテクチャ(サービスしこうアーキテクチャ、Service-oriented architecture、SOA, 「エスオーエイ」あるいは「ソーア」と発音)とは、大規模なコンピュータ・システムを構築する際の概念あるいは手法の一つで、業務上の一処理に相当するソフトウェアの機能をサービスと見立て、そのサービスをネットワーク上で連携させてシステムの全体を構築していくことを指す言葉である。業務処理の変化をシス
「お使いのシステムは破損しています」「ウイルスに感染しています」――こんな偽のアラートを出し、対策ソフトやアプリと称するプログラムをダウンロードさせようとする詐欺サイトが相次いで報告されており、閲覧したユーザーなどが注意を呼び掛けている。 広告ネットワークで配信されている悪質な広告によって表示されているとみられ、対策のために、全広告ネットワークの広告配信を止めるサービスも出ている。 Twitterユーザーなどの報告によると、表示される広告はWebブラウザや端末の種類によって異なり、Google Chromeなら、Googleのロゴ入り画面で「お使いのシステムは、頻繁に4ウイルスによって破損しています!」と、MacのSafariなら「お使いのシステムは3件のウイルスに感染しています」などと表示されるようだ。ブログ「情報科学屋さんを目指す人のメモ」によると、前者(Chromeのもの)は少なくと
NagisaWorksでは時折世間を陥れる虚構新聞のシステム全般を担当しております。このシステム、様々な制約により少々ユニークなものになっていますので、今回このシステムについて少しお話をします。 まず制約条件/目標として以下が挙げられます。 1.とにかく低コスト 2.運用が虚構新聞社内のみで行えること 3.でもそこそこに速く 4.web/app両対応 1.とにかく低コスト 虚構新聞はSAKURA internetのサーバー、種別としてはさくらのレンタルサーバーを使用しています。 これは元々使っていたという理由からなのですが、新しいシステムでもそのまま使用することにしています。 ネットワークとしてかかる費用はこれだけのはずですので、とにかく安い。 PVの割にこれほど安いものを使用しているサービスも少ないかと思われます。 まぁケチっているわけでもなさそうなので、インカムの問題でしょうか。 2.
このツイートがわりと好評だったので解説。 「AWS、何から勉強したらいい?」に対する俺が考えた回答がこれ。 pic.twitter.com/ouuP3P27Bu — 伊藤 祐策(パソコンの大先生) (@ito_yusaku) 2018年4月17日 これは誰向け? メンテナー以上の領域を目指す人向け。 オペレータ ... システムの運用、監視、障害調査&対応をする人 メンテナー ... システムの拡張、改善をする人 アーキテクト ... システムを1から設計、構築する人 解説 各科目の選定基準 必修科目 ... AWSを本番運用するにあたって絶対に避けては通れないサービス。 重要科目 ... 間違った設計をすると、あとから取り返しがつかないサービス。 選択科目 ... 学習量を削るために仕方なく必修から外したが、Webサービスを構築するにあたりほぼ必須となるサービス。 必修科目で押さえておく
バッチ処理というのはそれ単体で勉強しようとするとなかなか何を勉強したらいいのかわからないことが多い。 特に経験がWeb系ばっかりだと、いざバッチ処理を実装しようとした時に基本的なノウハウを知らないままに書いてしまうことが多い。 バッチ処理というのは実態を整理すると「何らかのトリガーを期に起動し、データをロード・加工・変換・集計してから、出力する」という事になる。 まぁ、INがあって処理してOUTがあるという点では関数だと考えてもいいだろう。 システムの利用者(人に限らない)のアクションとは直接関係ない処理であったり、利用者のアクションをトリガーとしていても、即時にレスポンスがいらないor返せない場合に バッチ処理を選択する事が多い。 実現方式はシェルスクリプト、LL言語、実行可能バイナリだったりするし、デーモンとして立ち上げる場合もある。 利用者の操作に対して対話的・同期的な処理はオンライ
2015年12月28日12:00 から 14:29 まで、はてなIDの頭文字が f - lから始まるユーザー様において、以下の投稿に失敗する不具合が発生しておりました。 日記の投稿 下書き投稿 コメント投稿 トラックバックの受信 なお、投稿に失敗したデータは失われております。誠に申し訳ございません。 ただし、その場編集機能をご利用の場合には、自動バックアップ機能が動作している場合があります。自動バックアップが動作している場合、再度「記事の投稿」画面を開いていただくと、直前の内容が挿入されておりますので、内容をご確認の上、再度投稿を行っていただきますようお願い申し上げます。 また、詳細編集画面をご利用の場合で、自動バックアップ設定をオンにしている場合にも、自動バックアップ機能が動作している場合がありますので、編集画面のバックアップパネルから、記事の復旧をお願いいたします。 原因はデータベース
私の会社/部署はいちおうセキュリティに強いことを売りにしているらしく、最近作ってる Web アプリケーションでは某セキュリティ会社による診断(ペネトレーションテスト)を受けることが増えています。 今作ってる Web プリケーションも診断を受けたのですが、今回指摘されたのは「HTTP リクエストを Host: ヘッダなしで送ると Location: に内部 IP アドレスが表示されている」というもの。 この検証を軽くやっておくかー、と思ったら結構いろいろやってしまったのでメモしておきます。ちょっとした HTTP リクエスト改ざんツール比較みたいになってますが、他にもいいやり方があったら教えてくださいませ。 ツールの選定基準について 「ローカルプロキシを立ちあげてブラウザのプロキシ設定を立ちあげて〜」というツールは、使い方を説明するのが面倒なのであまり使いたくありません。ブラウザのプラグインと
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く