何らかの事実について、明らかに間違った考えを持っているのは、それだけで十分に悪いことです。そのうえさらに、自分が正しいのだと周囲を説得しようとするのは、もっと悪いことでしょう。反対意見が優勢ななかで、自分の正しさに固執するのは見苦しいうえ、最悪の場合、厚かましい偽善者のような印象を与えてしまいます。そうした人は、周りの全員から批判されても、心の中では、自分の正しさが認められるべきだと考えているのです。 自分が偽善者かどうかを判断する方法はいくつかあります。幸いなことに、公の場で恥をかかなくとも、自分で判断することが可能ですよ。 1. 優越コンプレックスを抱えている2016年にDean Burnett氏がGuardian紙で述べたように、ほとんどの人は自分を過大評価する一方で、他人には自分と同じ基準を適用しません。 これは、脳の自己概念に関わる心理学的な問題だと、同氏は説明しています。 現実
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