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理化学研究所に関するItisangoのブックマーク (8)

  • 陽子と反陽子の質量電荷比は1兆分の16の精度で一致している、理研などが確認

    理化学研究所(理研)は、陽子とその反物質である反陽子の質量電荷比(質量/電荷)をそれぞれ測定したところ、2015年に測定されたものと比べて、およそ4倍高い精度となる1兆分の16で両者が一致していること、ならびにアインシュタインの「弱い等価原理」が3%の精度で成立していることを明らかにしたと発表した。 同成果は、理研 開拓研究部 Ulmer基的対称性研究室のステファン・ウルマー主任研究員(欧州原子核研究機構(CERN)研究員兼任)、同・クリスティアン・スモーラ客員研究員(マインツ大学研究員兼任)、同・ジャック・デヴリン客員研究員(CERN研究員兼任)、同・山崎泰規 客員主管研究員、独・マックスプランク研究所のクラウス・ブラウム ディレクター、ドイツ標準研究所のマティアス・ボルシェー研究員、ドイツイオン研究所のウォルフガング・クイント研究員、独・マインツ大学のヨッヘン・ヴァルツ教授、独・

    陽子と反陽子の質量電荷比は1兆分の16の精度で一致している、理研などが確認
  • 理研、隠れた反ユニタリー対称性の自発的破れによる動的な相転移現象を発見

    理化学研究所(理研)は9月1日、周期的に駆動された「量子多体系」において、「隠れた反ユニタリー対称性の自発的破れ」に起因した新しいメカニズムによる動的な相転移現象を発見したと発表した。 今回の研究が結びつける分野の模式図。非平衡ダイナミクス、量子多体系の相転移、非ユニタリー行列の数理を結びつけるものである (出所:理研Webサイト) 同成果は、理研 開拓研究部 非平衡統計力学 理研白眉研究チームの濱崎立資 理研白眉研究チームリーダーらの研究チームによるもの。詳細は、英オンライン科学誌「Nature Communications」に掲載された。 温度などの外部パラメータを変えることで、系のマクロな性質が劇的に変化する現象を「相転移」といい、熱平衡状態にある系の相転移現象(平衡相転移)の研究は長い歴史を長く、そのメカニズムや相転移点近くでの普遍性についての理解は進んできている。一方、非平衡状

    理研、隠れた反ユニタリー対称性の自発的破れによる動的な相転移現象を発見
  • 理研、謎だった水のナノメートル空間における運動についてその一端を解明

    理化学研究所(理研)は7月21日、水の「ナノメートル空間」で観測される非弾性X線散乱スペクトルの中に「ファノ効果」と呼ばれる干渉効果に似た相互作用が現れることを発見したと発表した。 同成果は、理研 放射光科学研究センター 利用技術開拓研究部門 物質ダイナミクス研究グループのアルフレッド・バロン グループディレクター、同・石川大介客員研究員らの研究チームによるもの。詳細は、日物理学会の敢行する英文学術誌「Journal of the Physical Society of Japan」に掲載された。 水は地球に棲む生物にとって重要な物質だが、その物質としての性質にはわかっていないことも多い。その謎の1つが一辺が1~10nmほどの極小空間で構成される「ナノメートル空間」における水の運動だという。このような微小空間において、水は連続体の運動として記述できるのか、それとも連続体としての近似はもは

    理研、謎だった水のナノメートル空間における運動についてその一端を解明
  • 忘れた記憶も脳に蓄積されている - 理研が発見

    理化学研究所(理研)は5月29日、記憶痕跡細胞同士のつながりを強めるシナプス増強がなくても、記憶が神経細胞群の回路に蓄えられていることを発見したと発表した。 同成果は理研脳科学総合研究センター 理研-MIT神経回路遺伝学研究センターの利根川進 センター長らの研究チームによるもので、5月28日付けの米科学誌「Science」オンライン版に掲載された。 記憶は記憶痕跡とよばれる神経細胞群とそれらのつながりに蓄えられると考えられている。これまでは記憶が長期的に保存されるには記憶痕跡細胞同士のつながりを強めるシナプス増強という過程が不可欠であるとされていた。動物実験では、シナプス増強を阻害すると過去のことを思い出せない状態になることが報告されている。しかし、記憶の固定化プロセスの中で、記憶痕跡を形成する神経細胞群そのものにどのような変化が起きているかはわかっていなかった。 今回の研究では、光遺伝学

    忘れた記憶も脳に蓄積されている - 理研が発見
  • 二つの新元素名が決定 114番元素は「フレロビウム」,116番元素は「リバモリウム」 (科学雑誌Newton) - Yahoo!ニュース

    二つの新元素名が決定 114番元素は「フレロビウム」,116番元素は「リバモリウム」 科学雑誌Newton 6月1日(金)13時41分配信 IUPAC(国際純生・応用化学連合)は5月30日,114番元素と116番元素の名前が正式に決まったと発表した。新元素の正式な命名は,2010年2月に命名された112番元素の「コペルニシウム(copernicium,Cn)」以来。これによって, 周期表のメンバーとして正式に認定され,名前がつけられている元素は,全部で114個となった。 114番元素の名前は,「フレロビウム(flerovium)」で,元素記号は「Fl」に決定した。この名前は,ロシアの著名な核物理学者G・フレロフ(1913〜1990)にちなんだ名前だという。114番元素は,フレロフが創立した,フレロフ核反応研究所で合成された。 116番元素の名前は,「リバモリウム(livermorium

  • 蛍光顕微鏡を用いず一般の顕微鏡で細胞の蛍光観察に成功 | 理化学研究所

    ポイント 一般の顕微鏡でも微弱な蛍光を観察できるアダプターを開発 高出力の水銀ランプやレーザーを使わず、細胞へのダメージを減少 アダプターに絞りを付加し、1つの光源で蛍光と可視光を同時に観察 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、一般の顕微鏡の光源下に励起フィルターを取り付けるためのアダプターを開発し、蛍光顕微鏡※1を用いずに細胞を蛍光観察することに成功しました。これは理研発生・再生科学総合研究センター(竹市雅俊センター長)ゲノム・リプログラミング研究チームの若山照彦チームリーダー、山縣一夫研究員(現大阪大学微生物病研究所 特任准教授)、近畿大学生物理工学部遺伝子工学科の佐伯和弘教授および大阪大学大学院生命機能研究科の木村宏准教授らの研究グループによる成果です。 現在の生命科学研究では、蛍光色素※2による細胞の染め分けが不可欠です。蛍光色素が発する蛍光を利用することで、細胞内

    Itisango
    Itisango 2012/02/09
    "通常の安価な顕微鏡に励起フィルターを取り付けるアダプターを開発し、マウス初期胚や精母細胞、卵子の蛍光観察に成功しました。"
  • 理研、遺伝子の「使用禁止マーク」を外すタンパク質の構造と仕組みを解明 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    理化学研究所(理研)の研究グループは、遺伝子に付けられた「使用禁止マーク」を外すタンパク質「UTX」の立体構造を解明し、UTXが他の機能を意味するマークと厳密に区別して、「使用禁止マーク」だけを外す仕組みを解明した。同成果は、理研生命分子システム基盤研究領域の横山茂之領域長と仙石徹研究員によるもので、米国の科学雑誌「Genes & Development」(11月1日号)に掲載されるに先立ち、オンライン版にて掲載された。 ヒトを含む多細胞生物は、異なった働きを持つ多くの細胞で構成されているが、個々の細胞はほぼ共通のDNA配列を持っていながら、異なった種類の遺伝子をオンにすることで異なった機能を発揮している。これらの生物には、DNA塩基配列そのものは変化させずに、遺伝子やタンパク質にさまざまな化学的マークをつけることでその働きを制御する仕組みが備わっており、「エピジェネティクス」と呼ばれる学

  • 酵母ミトコンドリアでは二重らせんをひねらずにDNA組み換えを開始 | 理化学研究所

    酵母ミトコンドリアでは二重らせんをひねらずにDNA組み換えを開始 - 新原理の発見で、試験管内と生体内での仕組みの矛盾を解消 - ポイント 酵母ミトコンドリアの酵素Mhr1が予測に反し、二重らせんをひねらずに相同対合 定説の相同対合とは異なる二重らせんの組み換えの反応機構と反応生成物を発見 ミトコンドリア症や老化に深くかかわるヘテロプラスミーの抑制に新たな手がかり 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、酵母ミトコンドリアのDNA組み換えに必要なMhr1タンパク質※1による相同対合※2が、予測に反して、二重らせんをひねらずに相同DNA組み換え(遺伝的組み換え)※3の中間体であるDNA鎖交換体を作るとともに、従来相同対合を促進するとされた二重鎖DNAの右巻きの超らせん※4が、組み換え反応を妨げることを発見しました。Mhr1による相同対合では、細胞核でのDNA組み換えに必須なRec

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