米コンピュータ緊急事態対策チーム(US-CERT:United States Computer Emergency Readiness Team)は2021年7月16日(現地時間)、Google Chromeに複数の脆弱(ぜいじゃく)性が存在すると伝えた。米国土安全保障省サイバーセキュリティ・インフラストラクチャセキュリティ庁(CISA:Cybersecurity and Infrastructure Security Agency)は脆弱性情報を確認するとともに、アップデートの適用を推奨している。特にChromeのJavaScript処理エンジンである「V8」の脆弱性(CVE-2021-30563)は特権昇格を許す可能性があるとされる。