Barack Obama米大統領は米国時間9月16日、最新の米特許法改正案である「リーヒ・スミス米国発明法案」(Leahy-Smith America Invents Act)に署名した。これにより同法が成立した。 Obama大統領は、バージニア州アレクサンドリアにあるトーマス・ジェファーソン・サイエンス&テクノロジ高校を見学した後、同法案に署名したとAssociated Pressは報じている。 同様の法案は、2005年、2007年、2009年にも提案されていて、今回で4回目となる。同法案は6月には米下院で、先週には上院で可決されていた。 同法案における最も主要な変更点として、米国特許制度が先願主義に変更されることが挙げられる。米特許商標庁(USPTO)は現在、先発明主義を採用して特許を与えている。先発明主義では、出願の時期にかかわらず最初の発明に特許を付与する。一方、先願主義では、その