サイゾー最新号の日本一危険なブックガイド100冊の中で天皇怨霊本について書きました。天皇と怨霊というと意味わからない感じがしますが、怨霊信仰の歴史は古く、平安時代の政治家菅原道真の怨霊が平安宮に雷落とした事件は有名ですよね。当時の人達の怨霊に対する恐れっぷりったらとんでもなくて、その菅原道真を奉る神社”天満宮”も全国に200か所もあります。 一政治家の菅原道真がこんだけ怨霊として恐れられていたら、それよりももっと権力も権威もあり、さらに宗教の中心にいた天皇が怨霊になったら当時の人はどんだけ恐かったかって話なわけです。 そんな怨霊とされてしまった天皇を書いたのが竹田恒泰『怨霊になった天皇』や井沢元彦『逆説の日本史』などで、こういった本が今密かなブームになっているそうなんです。 天皇怨霊説とはなんなのか、なぜこういったものが受け入れられているのか、そもそも日本史とはなんなのか、歴史家の本郷和人
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