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ブックマーク / ameblo.jp/fireflysquid (7)

  • 『ホメオパシーに信頼を寄せてきた皆さんへ』

    ホメオパシーを信頼していた皆さん、 この一ヶ月ほど、ホメオパシーを取り巻く状況に激しい動きがありました。山口のK2シロップの件で亡くなられた赤ちゃんのお母さんの提訴に関する報道に端を発し、各種メディアがホメオパシーを批判的に取り上げ、つい最近は「学者の国会」とも呼ばれることのある日学術会議の会長がホメオパシーを全面否定する談話を発表し、多くの医療系団体が賛同を表明するに至りました。この状況に動揺され悩んでいる方も多いかと存じます。そのような方に、ぜひ聞いていただきたいことがあります。少し長くなりますが、お付き合いいただければ幸いです。 【ホメオパシーを始めた初心は?】 さて、あなたがホメオパシーを始めるきっかけは、なんだったでしょうか。「自然な感じ」がいいと思った方もいれば、重い病気や難病をなんとか治したかったからという方もいらっしゃることでしょう。人それぞれ、様々な動機があるのだろうと

    『ホメオパシーに信頼を寄せてきた皆さんへ』
    Itisango
    Itisango 2010/09/02
    名文。 id:quwachy 防風通聖散や麻子仁丸は下剤としては確かに効くので、漢方をホメオパシーと同列に論じるのには同意できないです。
  • 『『an・an』血液型特集:献血ルームで占いとは…』

    さきほど『an・an』の血液型特集号「血液型で、恋は決まる!」(No.1706, 4/28-5/5合併特大号)を買ってきて、とりあえず最初からざーっと見ていたのですが、途中で唖然として手が止まった。血液型NEWS、ってことで、p.69から10ページほどにわたって色々トリビア的なことが書いてある。ちなみにここに登場するのは、「マギーさん」(ってなんだそりゃ)という「占術研究家、心理テストクリエイター」(ってだからなんなんだよそれ)と、あの藤田紘一郎氏である。 いろいろ言いたいことがあるのだが、唖然としたこと二つ。一つは「結構あります。びっくり!血液型人事。」(p.70)で、血液型を人事に使っている話を報告している。なんの批判もなしに。藤田氏は、以前このエントリ で書いた、童門冬二氏が東京都の人事を血液型に基いて行っていたという報告についてコメントしている。淡々と。いいも悪いもなし。記事を読ん

    『『an・an』血液型特集:献血ルームで占いとは…』
    Itisango
    Itisango 2010/04/25
  • 『『LOVE&THANKS』11月号:「大麻サイコウ。」(その1)』

    というわけで、前回予告したように、『水からの伝言』著者・江勝らが発行する月間『LOVE & THANKS』の11月号の紹介。表紙に「【特集】大麻サイコウ。」と書いてあることは既に述べた。 話に入る前にひと言。以前ブクマコメントでもいただいたのだが、正直言って、私もこの雑誌を買うのに金を払うのは悔しい。江らに金が行くのが悔しい。しかし、彼らが何を言っているのか、何を考えているのか、貴重な資料でもある。資料収集のため、やむなく購入しているのだ。古で出ていれば、迷わずそちらで買うのだが、なかなか出てこない。で。当然批判する人々全員が読むべきとは思わないし、買ってまで読む物好きは一握りでいい。だから、買うからには問題となるところを公にして共通のものにしようと思うわけだ。…というのはまあ己に対する理論武装でもあるのだが、とはいえこうやって晒す原動力になっているのも確かで。 というわけで、興味が

    『『LOVE&THANKS』11月号:「大麻サイコウ。」(その1)』
    Itisango
    Itisango 2009/12/27
  • 『民主党はレイシズムに寛容かどうかが問われている』

    ここのところちょっと多忙でじっくりとエントリーを書く時間がないのだけれども、この問題はやっぱり触れるべきだろうと思うので、ここで書いておく。 民主党の吉田康一郎氏が、「不逞朝鮮人は全員出て行け」と「在日特権を許さない市民の会」の集会で発言したそうである。発言の詳細は、『日刊ベリタ』で紹介されている(→「インターネット上に流れている東京都議会議員吉田康一郎氏の発言を紹介  「在日特権」「不逞朝鮮人」といった言葉が並ぶ」 6/30)。演説の様子がYouTubeで見ることができる。リンクは『ベリタ』の記事にあるのでご覧いただきたい。 考えるまでもなくあまりに酷い発言であるし、政治家としては完全に失格であるが、ここまで酷いと、問われるのは民主党の対応である。つまり、レイシズムや排外主義丸出しの発言を公の場でするような人物(滑稽なのは、人はそう思っていないとわざわざ演説の中で言っていることだ)を、

    『民主党はレイシズムに寛容かどうかが問われている』
    Itisango
    Itisango 2009/07/09
  • 『古川竹二に見る台湾とアイヌ民族への「まなざし」』

    古川竹二 は現在の血液型性格判断の開祖とも言える人物である(最初に言い出した人物というわけではないが)。東京女子高等師範教授をつとめた教育学者である。彼を含めた血液型性格判断の歴史的事情については、拙ブログのエントリ「血液型性格判断前史 」をご覧いただきたい(無論、不完全な紹介である。血液型性格判断の初期史については、大村政男『新訂 血液型と性格』に詳しい)。 さて、古川竹二は戦前の人物なので、なかなかその文献に直接触れる機会は多くない。心理学者による紹介がPDFになってあちこちに散在してたり、『現代のエスプリ』の特集「血液型と性格 その史的展開と現在の問題点」に割と詳細に述べられている程度である。ネット上で見られる詳しいものとして、「古川竹二の血液型気質相関説の成立を巡って : 大正末期~昭和初期におけるある気質論の成立背景 」(佐藤達哉、渡邊芳之)をここでは挙げておこう。 ところが、幸

    『古川竹二に見る台湾とアイヌ民族への「まなざし」』
    Itisango
    Itisango 2009/05/27
  • 『「血液型と性格」の正しい理解のために:山崎-坂元(1991)その2(追記・修正あり)』

    前エントリ に引き続き、以下の論文の後半を紹介する。 山崎賢治、坂元章「血液型ステレオタイプによる自己成就現象-全国調査の時系列的分析-」、1991、日社会心理学会第32回大会発表論文集、288-291 1. 問題と目的 2. 方法 3. 結果(この章の前半まで前エントリ 、後半以降はエントリ) 4. 考察 3. 結果 重回帰分析 回帰分析を実行するため、値に数値をふった(A型:0、B型:1、男性:0、女性:1)。主効果として、血液型・性別・年齢・調査年次の4つを用いた。そして多重共線性の影響を避けるべく(一次従属な変数があると困るので)、これらを標準化(平均=0、標準偏差=1)した後、それらのうちの2変数をかけあわせることで2次の交互作用項6変数を作成した。つまりは血液型と調査年次の交互作用により「A-B」得点がどう応答するかを見る、ということだ。 以上の10変数を説明変数とし、「A

    『「血液型と性格」の正しい理解のために:山崎-坂元(1991)その2(追記・修正あり)』
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    Itisango 2009/05/09
  • 『「血液型と性格」の正しい理解のために:松井(1991)その1』

    エントリでは、以下の論文を紹介する。 松井豊「血液型による性格の相違に関する統計的検討」、1991、立川短大紀要、24、51-54 取り上げることにしたいきさつ等については、前エントリを参照いただきたい。なお幾つかの論文を孫引きしているが、そこまでは参照していないことをお断わりしておく。また、論文に書いていないことも若干ではあるが補足していることも注意していただきたい。章番号はこちらで勝手につけたものである。さらに、論文自体がコンパクトであるため、方法や結果についての紹介の部分では、限りなく引用に近い記述となってしまっているところがあることをお詫びする。 「血液型と性格」論文レビューをするにあたって(前エントリ ) 1.はじめに 1. はじめに ABO式血液型によって人の性格が異なるという信念を、血液型ステレオタイプと呼ぶ(詫摩武俊・松井豊1985、「血液型ステレオタイプについて」、人文

    『「血液型と性格」の正しい理解のために:松井(1991)その1』
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    Itisango 2009/03/29
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