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ブックマーク / srad.jp/~phason (2)

  • DNAを拡張する | phasonの日記 | スラド

    "A semi-synthetic organism with an expanded genetic alphabet" D.A. Malyshev et al., Nature, 509, 385-388 (2014). ※専門外な上に時間が無いので,用語等の使い方はいつも以上におかしい可能性あり. よく知られたように,DNAは4種類の核酸塩基,アデニン(A),グアニン(G),シトシン(C),チミン(T)の配列によって情報を保持している(RNAではチミンの代わりにウラシルが用いられる).核酸塩基間には水素結合による引力が働くが,分子の形状的に特定の相手と非常にペア構造を作りやすく,A-T(またはU),G-Cという特定の組を作り安定化する.しかしながら,サイズが同じぐらいでペアを作る分子であれば,別にこの4種類に限らなくても同じような構造は作れるはずであり,この4種(RNAまで含めれば5

    Itisango
    Itisango 2014/05/17
  • フェルミラボ,標準模型を超える粒子を発見     か? | phasonの日記 | スラド

    アメリカのフェルミラボにあるTevatron(陽子と反陽子を逆向きに加速して衝突させる加速器.それぞれを約1TeVで加速できることからこの名がつく)にて,謎の新粒子が見つかったかも?との報告. ニュース arXivの論文 現時点での積算では,質量120-160GeVの領域に3.2σ(確度0.9986)で新粒子が存在.この質量域だとまずHiggs粒子の可能性が考えられるものの(ただしこの質量域,いわゆる「軽いHiggs粒子」は他の実験でほぼ否定されている),検出されている崩壊パターン(*)は標準模型においてこのあたりの質量域にある(かも)と言われている粒子とは異なることから,何らかの標準模型を超える物理に指先が引っかかっているのではないか?という話が出ている. (*)加速器実験では,衝突により生成した粒子そのものを見ることは出来ない(それらの寿命が非常に短いため).生じた粒子は多段階で崩壊し

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