システム障害で、全国の店舗窓口で取引の受け付けができなくなったみずほ銀行(20日午前10時9分、東京都千代田区で)=三浦邦彦撮影 みずほ銀行の全店窓口で20日に取引ができなくなった障害で、故障した機器を管理するデータをバックアップ用予備機に移行するのに失敗していたことが21日わかった。このため機器故障の影響が長期化し、窓口の取引停止につながったとみられる。みずほはバックアップが機能しない可能性を十分に想定せず、システムを設計していた可能性がある。 【写真】1円玉を500枚持ち込んでも預金額は「0円」…手数料の仕組み 複数の関係者によると、故障があったのは、窓口で受け付けた取引や手続きを中枢システムにつなぐ機器。本来この機器は不具合が生じても、機器内部の管理データを予備機に移行し、取引を継続する仕組みになっている。しかし、今回はデータそのものに異常が発生したため、データが予備機に適切に移行さ
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