2. ブート Grub 2はオペレーティングシステム(OS)よりも先にロードされる。モジュラーごとに必要に応じて読み込まれる。メニューについては/etc/default/grubで設定される。詳しくは「ファイルとオプション」の項目を参照されたい。 メニュー表示に関する主なオプションは以下の通りだ: デフォルト:OSが一つだけしか検出できない場合、Grub 2はデフォルトのOSをすぐブートする。メニューは表示されない。OSが複数検出された場合にはメニューを表示する。 時間表示:デフォルトでは10秒間の遅れとなる。その間にキー入力がなければデフォルトのOSをブートする。カウントダウンは何らかのキー入力を行えば止まり、その後手動で起動するOSを選択する。デフォルトでブートするOSは/etc/default/grubのDEFAULT=設定で変えられる。最初のmenuentryは0だ。 非表示:ユー
Canonical は、Ubuntu での UEFI セキュアブート対応に関する計画を明らかにした (Canonical Blog の記事、Ubuntu メーリングリストへのポスト、Phoronix の記事、本家 /. 記事より) 。 Ubuntu 12.10 のデフォルトではブートローダーに GRUB 2 ではなく、ライセンス条件が緩やかな efilinux を使用。Canonical によって署名されるのはブートローダーのバイナリーのみで、Ubuntu カーネルやカーネルモジュールの署名は不要になるという。CD からブートする場合は Microsoft により署名されたブートローダーから efilinux をチェーンロードして起動する。Ubuntu 独自の署名サービスは提供せず、ファームウェアに追加する公開鍵のみ提供する予定だという。 Ubuntu の認証済ハードウェアでは Ubunt
先日、ARM版Windows 8をプリインストールしたマシンではUEFIの設定が禁止去れ、プリインストールされた公開鍵で署名を検証できたOSしかブートできないということが話題になった(/.J過去記事)。そしてUbuntuを支援しているCanonicalはこの対策として、Ubuntu独自の公開鍵を作成し、これを「同社パートナー」のマシンにプリインストールしてもらう、という方法を検討しているという。UbuntuのブートローダーにはGRUB2ではなく、ライセンス条件が緩やかな「efilinux」の修正版を使用し、これにはUbuntu独自のキーによる署名を付加して配布するという(Ubuntu の UEFI セキュアブート対応計画が明らかに)。 これに対し、フリーソフトウェア財団(FSF)はこのアプローチについて批判し、声明を発表した(Muktware、本家/.、FSFの声明)。そもそもFSFはセキ
GNU Projectは6月28日(現地時間)、GNU GRUBの最新版「GNU GRUB 2.00」を公開した。GNU GRUB(以下GRUB)は高機能マルチブートローダー。主にGNUが開発しているOSやLinuxで使われており、BSDやSolarisといったUnix系OSでも利用されている。 GRUB (GRand Unified Bootloader)は、Unix系OSやWindows、DOSなど様々なOSを起動できるマルチブートローダー。GRUB 2.0ではメニューはサブメニューで構成されるようになり、ブートメニュー時のテーマとして初めて「starfield」という公式テーマが採用された。また、EHCIやAHCIなどのインタフェースドライバが新たに追加されており、ItaniumやMIPSといったプラットフォームが新規にサポートもされている。その他、ファイルシステム、パーティションス
パソコンの起動処理は一般的には以下の手順で行われます。 (1)本体の電源をON。 (2)マザーボードに搭載されているROMに記録されたBIOSが起動。ここでは主に3つの処理が行われます。 PCの自己診断 周辺機器を認識 ブートローダーを起動 このブートローダーという起動処理を受け持つソフトウェアは、ハードディスクなどの記憶装置の「マスター・ブート・レコード=MBR」という領域に格納されています。 (3)このブートローダーにより、OSが起動されます。 大型の船を引っ張るタグボートのような役割といえばいいでしょうか。 このブートローダー、Linuxでは旧くはLILO(=Linux Loader)が搭載されていましたが、その後、多くのディストリビューションが「GRUB」(=Grand Unified Bootloader)を採用するようになりました。 このGRUB、LILOに比べて、高度な管理
Grub2ブートローダの設定メモ 検証環境 OSがアップデートする毎に、このページの情報を改定・追記している ・Ubuntu 9.10 ・Ubuntu 10.04 ・Ubuntu 11.10 ・Ununtu 12.04 ・Ubuntu 14.04 ・Ubuntu 16.04 Grub 1からGrub 2に変更時の注意事項 ■ /boot/grub/grub.cfg を直接編集しない 旧来のGrub 1では、このファイルを編集したが、Grub 2では、このファイルはupdate-grubコマンドで自動作成されるので編集してはいけない。 ■ 設定ファイル一覧 /etc/default/grub : 全般的な設定(タイムアウトやデフォルトの設定値など) /etc/grub.d/* : メニュー項目やインターフェースの設定ファイル群 /usr/share/grub/grub-mkconfig.li
パソコンの起動処理は一般的には以下の手順で行われます。 (1)本体の電源をON。 (2)マザーボードに搭載されているROMに記録されたBIOSが起動。ここでは主に3つの処理が行われます。 PCの自己診断 周辺機器を認識 ブートローダーを起動 このブートローダーという起動処理を受け持つソフトウェアは、ハードディスクなどの記憶装置の「マスター・ブート・レコード=MBR」という領域に格納されています。 (3)このブートローダーにより、OSが起動されます。 大型の船を引っ張るタグボートのような役割といえばいいでしょうか。 このブートローダー、Linuxでは旧くはLILO(=Linux Loader)が搭載されていましたが、その後、多くのディストリビューションが「GRUB」(=Grand Unified Bootloader)を採用するようになりました。 このGRUB、LILOに比べて、高度な管理
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