概要 SNMP(Simple Network Management Protocol)とは、IPネットワーク上のルータやスイッチ、サーバ、端末など様々な機器をネットワーク経由で遠隔から監視・制御するためのプロトコル(通信規約)の一つ。組織内の構内ネットワーク(LAN)の管理でよく用いられる。 管理者が操作や管理のために用いるソフトウェアを「SNMPマネージャ」、監視や制御の対象となる個々の機器に導入されるソフトウェアを「SNMPエージェント」という。管理対象の機器が複数のサブシステムに分かれている場合は、機器を代表する「マスターエージェント」と機能ごとに動作する「サブエージェント」が置かれる場合もある。 SNMPでは主にこの両者の間の通信手順や送受信されるデータ形式などを定めている。仕様が標準化されており、メーカーや機種と問わず共通して利用することができるが、データモデルの一部はメーカー固
「OpenView」の名を知っていますか? 現代社会にとってITが不可欠な存在であるように、ITにとってもコンピュータ同士やユーザー同士をつなぐネットワークは不可欠な存在だ。ネットワークは“つながって当たり前”かもしれないが、そんな当たり前を実現し、維持することは一朝一夕にできない。これまでのITのドラスティックな変化は地道なネットワーク管理によって実現されてきたといっても過言ではないだろう。 実は26年にわたってネットワーク管理を支え続けてきたのが、日本ヒューレット・パッカード(HPE)の「OpenView」である。ネットワーク管理者の経験を持つベテランにとってはその名に聞き覚えがあるかもしれないし、先輩からその名を聞いたことがある現役のネットワーク管理者も多いことだろう。実は、既に「OpenView」という名前は存在しない。しかし、OpenViewの歴史はネットワーク管理の歴史そのもの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く