Python 3.14登場、フリースレッド版正式サポート。実験的JITコンパイラも公式バイナリで利用可能に Python 3.14での大きな新機能はフリースレッド版の正式サポートと公式バイナリでの実験的JITコンパイラ導入でしょう。 フリースレッド版Pythonの正式サポート Pythonは2023年8月、グローバルインタプリタロック(GIL)を解消し、マルチスレッド処理を高速化する方向で開発を進めていくという方針を明らかにしていました。 グローバルインタプリタロックとはインタープリタ全体で1つのロックを持つことです。これによりシングルスレッドのプログラムにおいては細かなロック制御が不要となって速度の向上ができる一方、マルチスレッドの平行性は制限されるという欠点がありました。 参考:Pythonがグローバルインタプリタロックの解消へ、マルチスレッド処理の高速化実現 昨年(2024年)10月
前提条件 If you don't use the standalone script or @pnpm/exe to install pnpm, then you need to have Node.js (at least v18.12) to be installed on your system. スタンドアロンスクリプトを使用する Node.js がインストールされていない場合でも、次のスクリプトを使用して pnpm をインストールできます。 Windows の場合 Sometimes, Windows Defender may block our executable if you install pnpm this way. Due to this issue, we currently recommend installing pnpm using npm or Co
「Java 25」正式リリース、2年振りのLTS版。事前キャッシュによる高速起動、JITの即時ネイティブコード生成など新機能 オラクルはJavaの最新バージョンで2年振りのLTS版となる「Java 25」正式版をリリースしました。 Java 25 is now available! #Java25 #JDK25 #OpenJDK Download Now: https://t.co/rTCvIKI6W0 Release notes: https://t.co/8GZk2epvDI API Javadoc: https://t.co/v8TedTS3Zy Features: https://t.co/L0Zmw3mmj9 Inside Java on JDK 25: https://t.co/K3JZvZdUcm pic.twitter.com/UNSnCk4IZF — Java (@jav
連載目次 GitHubは2025年8月29日(英語版、日本語版は同年9月5日)、AIによるプログラミング支援ツール「GitHub Copilot」で利用できるAIモデル(例:GPT-4.1やClaude Sonnet 3.7)の中から、最適なモデルを選ぶための指針となる情報を解説した公式ブログ記事を公開した。 GitHub Copilotで利用できるAIモデル一覧(Agentモード選択時) 2025年9月8日時点、バージョン1.103.2のVisual Studio Codeでの表示例。なお、AskモードやEditモードでは、利用できるモデルの一覧内容が異なる場合がある。 GitHub Copilotには、さまざまなAIモデルが用意されている。ドキュメント作成を助けるもの、質問にじっくり考えて答えるもの、そしてコーディングに強いものなどだ。こういった特徴を知っておけば、ユーザーは状況に応じ
現在のAI開発においては「バイブコーディング」が一つの潮流となっている。バイブコーディングは、開発者が目標を説明することで、エージェントがまとまったコードを生成してくれるものだ。ただし、バイブコーディングではコードが正しく見えても実際には動かないこともよくある。この課題を解決するため、Spec Kitは仕様書を実行可能な成果物として扱い、プロジェクトと共に進化させる手法を提案するものだ。 仕様駆動開発では、仕様書がエンジニアリングプロセスの中心となる。仕様を書くだけではなく、それを基に実装、計画、タスク分解が行われる。開発者の主な役割は方向性の指示であり、コーディングエージェントが実際の記述作業を担当する。 このプロセスは以下の4つのフェイズで構成される。 Specify(仕様作成):開発者がプロジェクトの概要(何を作りたいのか、なぜそれを作りたいのか)を説明し、コーディングエージェントが
最近、ふとした気づきがありました。 それは、「同じものを見ていても、過去と現在の自分では見えている世界がまったく違っている」ということです。 みなさんには、このコードからどんな世界が見えますか? async function getUserName(userId) { const response = await fetch(`https://api.example.com/users/${userId}`); const user = await response.json(); return user.name; } はじめに こんにちは、株式会社ココナラ在籍のKです。 本記事では、冒頭の5行のコードを通して、私たちが学ぶ理由について考えてみたいと思います。 TL;DR 同じコードを見ても、人によって見えるものが違っている 学習を重ねることで、それまで見えなかった世界が見えてくる 学習
ガートナージャパン(以下、Gartner)は2025年8月19日、「日本における未来の働き方と人材のハイプ・サイクル:2025年」を発表した。これは、企業が直面する働き方の変革とそれを支える技術や人材戦略を体系的に整理したものだ。 Gartnerが描く、AIと共に働く未来 企業を取り巻く環境は急速に変化しており、デジタルテクノロジーを経営戦略に取り込み、短期的、長期的な視点でワークプレースを進化させることが不可欠だ。Gartnerでディレクターアナリストを務める針生恵理氏は「生成AIやAIエージェントといった技術は働き方を大きく変革し得る。これを効果的に活用できる企業は、ワークスタイルを時代に適合させることで成長と持続可能性を実現できる」と述べ、柔軟で快適な働き方の実現が競争力の確保につながると指摘している。 今回のハイプ・サイクルは、(1)ワークプレース・インフラストラクチャの近代化、(
みずほフィナンシャルグループ(FG)が勘定系システム「MINORI」をリニューアルする。日本IBMのメインフレームなどシステム基盤の更改が中心になる。基本的にアーキテクチャーの見直しやミドルウエアの集約などには踏み込まない。2021年に発生したシステム障害も踏まえ、安心・着実な移行を最優先する。 みずほFGの2025年3月期の有価証券報告書によると、みずほ銀行はMINORIのリニューアルに1151億3000万円を投じる計画だ。みずほFGは2019年に全面稼働したMINORIの開発に4000億円台半ばを投じたとしている。 MINORIのリニューアルは大きく2段階に分ける。まずは日本IBMのメインフレーム上で動作する取引共通システムや、日立製作所のオープン基盤上で動かす統合運用基盤や統合ファイル授受環境がリニューアルの対象になる。取引共通システムは、MINORIの「司令塔」といえる取引メインの
IT企業やIT部門は技術力を発揮してなんぼである。技術力で存在価値を高めようとする。そのカルチャーはある意味で健全である。IT業界やIT職種の正しい発展を後押しすることにもつながる。 一方、技術力だけで初心者や中途採用者をマウンティング(優位性の誇示)するのは問題だ。さらにひどいと、顧客や取引先まで小ばかにするような態度をとる。これが一部の人の特異な行動ではなく、職場やチームの複数名がマウンティング気質であったり、上長がそのような性格の持ち主だったりすると、職場の性格そのものが問題となる。つまり、性格の悪い職場のオーラをまとい、悪臭を放ち始める。 マウンティング文化の人が部門長や管理職だったり、いわゆるスタープレーヤー的な存在だったりする職場はタチが悪い。職場が技術で相手を殴る行動を正当化しているようなものだからである。 なぜ技術力だけで他者をマウンティングするような、「性格に難あり」な人
TOPフォーカスコードが読めなくなったOSSを再生させるまで。スライドツール「Marp」作者の背水の学び直し【フォーカス】 スライド作成ツール「Marp」開発者 服部 雄輝 2014年、株式会社Speeeに新卒入社。サーバーサイドエンジニアとしてキャリアをスタート。在籍中の2016年にMarpを個人プロジェクトとして開発し公開。2021年に同社を退職後、スタートアップ支援等を経て、同年10月より株式会社YAGOにJoin。リードエンジニアとして主にフロントエンド開発に従事。現在もMarp Teamとして、Marpの開発を継続している。 X:@y_hatt GitHub:https://github.com/yhatt Marp公式サイト:https://marp.app/ 「ある日、自分が書いたはずのコードを読めなくなったんです」――。 こう語るのは、Markdown記法にて、プレゼンテー
VS Code、GitHub CopilotのMCPでStreamable HTTP・画像出力に対応 〜再利用可能な指示ファイル・プロンプトファイルの設定や、クイックフィックスでHTML・Markdownの代替テキストの生成も Visual Studio Code(以下VS Code)は2025年4月の更新で、GitHub Copilotに組み込まれているMCPにおいてStreamable HTTPと画像出力に対応した。これにより、MCPサーバーとの接続にStreamable HTTPを使えるようになり、また画像生成に対応していれば画像を出力できるようになった。 GitHub Copilot in VS Code April release (v1.100) - GitHub Blog April 2025 (version 1.100) - Visual Studio
プログラミングを学んでもムダに…最新データでわかった「AIに奪われた仕事」「最大の犠牲者」とは 同じ業界でも"職種"で明暗が分かれる結果に… また、2023年にギットハブが実施した調査では、米国を拠点とするソフトウェア開発者の92%が「仕事内外でAIコーディングツールを使っている」と回答している。これらのデータから、AIによるコーディング支援が業界全体に急速に広がり、すでに当たり前の開発手法として根付きつつある状況がうかがえる。 消えるプログラマー、残るソフトウェア開発者 もっとも、IT業界全体が同じ影響を受けているわけではない。ワシントンポスト紙の調査結果によれば、プログラマーの数が大きく落ち込む中、「ソフトウェア開発者」の職は0.3%のわずかな減少にとどまっている。 米国政府の職業分類において、プログラマーは「ソフトウェアやウェブ開発者、あるいは他者が作った仕様書に基づいて作業を行う」
プログラマー数は「インターネット普及以前」の水準に減少 アメリカのプログラマー数が、1980年以降で最低水準まで減少している。過去45年間でアメリカ全体の労働力が約75%も増えたのに対し、プログラマーは大幅に減少した。生成AIに職業を奪われるとの懸念がここ数年で声高に叫ばれていたが、懸念が現実になっていることが数字として示された。プログラマ以外の職種へも波及しそうだ。 米ワシントンポスト紙が3月14日に報じたところによると、コンピュータープログラマーの雇用数は過去2年間で27.5%も減少したという。この減少割合は同職種の歴史上最も深刻なものだ。アメリカ労働統計局の調査では、420以上の職種中、最も大きな打撃を受けた10職種に入っている。 Claudeを提供するAnthropic社が発表し、ワシントン・ポスト紙のデータ部門がまとめた情報を基に作成。生成AIに寄せられた全てのクエリ(質問)につ
6月6日追記:プレミアムリクエストの課金は近日開始予定です。詳細はこちらのドキュメントをご覧ください。(ドキュメントの英語ページに最新情報が掲載され、日本語ページはその後に更新されます。) GitHub Copilotプレミアムリクエスト制限1の適用開始日を2025年6月4日に変更いたしました。 現在、プレミアムリクエストの可視化と管理機能の強化を進めており、ご利用状況や上限、費用を開発者の皆さまご自身で把握・制御できるようにすることを目指しています。 6月4日まではこれまで通りプレミアムモデルをご利用いただけます。 5月下旬より:VS Code、Visual Studio、JetBrains IDEs、およびgithub.comでプレミアムリクエストの使用量が表示されるようになります。これは使用量を表示するのみで、その時点では課金や制限のためのトリガーにはなりません。 6月4日より:すべ
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