一部のLinuxディストリビューションにおいて、権限を持たないローカルユーザーがroot権限を取得できる特権昇格の脆弱(ぜいじゃく)性が存在することが明らかになった。権限を持たないユーザーであっても、幾つかのごく標準的なコマンドを組み合わせるだけで特権昇格が可能だ。2021年6月10日(現地時間)、GitHub Security Labsの研究者がこの問題をPoC(概念実証)と併せて公表した。該当プログラムの修正版は2021年6月3日に公開されている。

「国でシステムを導入する難しさを感じた」――平井卓也デジタル改革担当相が2月12日の会見で、政府の接触確認アプリ「COCOA」の不具合について、厚生労働省担当のCIO(最高情報責任者)からヒアリングを受けたことを明らかにした。会見では不具合の原因がアプリのAPI連携にあったことを説明した上で、今回の不具合から得た課題やデジタル庁を創設する意義などを改めて強調した。 COCOAは陽性者と1m以内、15分以上の接触があったユーザーに通知を送るアプリ。厚生労働省は2月3日、Android版アプリに新型コロナウイルス陽性者と接触したユーザーへの通知が送られない不具合があったと発表。厚労省によると2020年9月28日のアップデート以降、Androidでは接触通知APIから出力される値が想定と異なっていた。このため、接触が正しく通知されなかったという。 こうしたことを踏まえ、平井大臣は今回の不具合の原
「当時、AWSは大手に勝つための切り札だった」専業SIの歴史で振り返る2010年代のクラウド、次の10年の技術 Amazon Web Services(AWS)が日本に上陸する前からAWSのシステムインテグレーションで注目を集めてきたアイレット。常に次のニーズを探り続ける同社が今狙うのは何か。ヒントは 「スピード感」と「社会インフラ」にある。 国内でAWSのインテグレーターとして必ず名前が挙がるのがアイレットだ。同社が運営する「cloudpack」は、AWSの幅広いプロダクトを導入・設計から運用保守まで、フルマネージド型のサービスで提供する。 AWSのパートナーは世界で1万社を超える。その中でAWSパートナーネットワーク(APN)プレミアコンサルティングパートナーは世界で115社だけ。そしてアイレットは日本に9社しかないAPNプレミアコンサルティングパートナーの1社だ。アイレット創業者であ
「デスクに向かってうつむいて仕事をしていると、常に小学生が首にぶら下がっているようなもの」──こう説明するのは、首や肩の痛みなどを得意とする、さかいクリニックグループの酒井慎太郎代表だ。 酒井代表によれば、人間の頭の重量は全体重の10%程度といわれており、体重が60キロの人なら頭だけで6キロになる。これは2リットルのペットボトル3本や13ポンドのボーリング球と同じ重さだが、首はこの重さを常に支え続けている状態だ。 さらに首の傾き具合でも負荷は変わる。体重が60キロの人がうつむいた姿勢で頭を前に30度傾けると、首への負担は約18キロ相当、60度傾けると約27キロ相当まで増える。そんな負担を首にかけ続けていると、神経の圧迫や首まわりの筋肉疲労などで椎間板症や頸椎ヘルニア、さらに腰痛や膝の不調などの慢性疾患を引き起こす。耳鳴り、めまい、逆流性食道炎のような内部疾患や、自律神経失調症、脳梗塞、うつ
Intelのプロセッサに、ユーザーのパスワードやWebブラウザの閲覧履歴といったセンシティブな情報を盗まれる恐れがある新たな脆弱(ぜいじゃく)性が発覚した。Intelやこの問題を発見した専門家グループがそれぞれ2019年5月14日、専用ページを開設して詳しい情報を公開している。 今回の脆弱性は、2018年初めに発覚した「Meltdown」「Spectre」と同様、「投機的実行」の仕組みを悪用して情報を盗み出すサイドチャネル攻撃に利用される恐れがある。Intelでは「Microarchitectural Data Sampling」(MDS)、専門家グループは「ZombieLoad」と命名している。
経済産業省は2月7日、今年5月に行われる改元を前に、改元に伴って必要となる企業の情報システムの改修の段取りや工程、注意点などについての解説する説明会を全国で行うと発表した。 改元は5月1日に行われる予定で、新元号は1カ月前の4月1日に公表される。経産省は2月~3月にかけ、経済産業局など全国10カ所で各1回ずつ説明会を行う。 東京の説明会は2月15日午後2時から、千代田区丸の内で、日本マイクロソフトと共催で行う。参加応募はWebサイトから。 関連記事 元号はいつから使われている? 意外に知らない元号の話(前編) 普段特別な意識を向けることなく使っている「元号」。そもそも「元号」とは何なのでしょうか、なぜ天皇が変わると改元するのでしょうか。意外に知らない「元号」や「改元」に関する豆知識を、前後編の2回に分けてお届けします。 改元は凶事の「リセット装置」だった? 意外に知らない元号の話(後編)
Windowsで[かな]と[英数]の入力モードを切り替えるときは[半角/全角]キーを使ってトグルする。これが近々Macと同じ方式に変わりそうだ。 マイクロソフトWindows Blogの12月20日公開版によれば、Windows 10 Insider Preview 18305では、IMEのオン/オフを切り替える設定を強化しているという。これにより、スペースバーの左右にある[無変換]と[変換]キーの動作が変わる。 従来は再変換などが割り当てられていたが、今回の変更により[無変換]はIMEオフに、[変換]はIMEオンとなる。つまり、MacやiOSのJISキーボードと同じだ。 同ブログでは「フィードバックに基づき、[変換] キーを IME オンに [無変換] キーを IME オフにする設定を既定にしています」と説明。Macと同じくスペースバーの左にある[無変換]キー(Macでは[英数])で英数
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く