アプリケーションの高度化やデータ通信量の増加に対応するため、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)の後継となる技術の検討も始まっている。その代表格が「QUIC」というプロトコルだ。TCPに取って代わる可能性があるとして注目されている。 QUICは、米グーグルが自社のWebサービスで大量のアクセスを高速に処理するために開発した独自プロトコルをベースにしている。同社はこのプロトコルを2015年にIETF(Internet Engineering Task Force)へ提出。その後、TLS(Transport Layer Security)の機能を取り込み、HTTP以外にも使えるようにするなどの変更を加えて標準化へと至った。 UDPでTCP相当の信頼性を確保 QUICの主な特徴は、「TCPと同等の再送制御や輻輳制御を備える
バズワードとしてのhtml5 HTML5と聞いてみなさま何を想像するでしょうか?バズワード化したウェブプラットフォームの代名詞としてのHTML5ということも、ウェブページ記述言語としてのHTML5ということもあるかもしれません。WHATWGのHTML仕様書の導入部にも、これはHTML5なの?という項目で、短くいえばその通りで、モダンウェブテクノロジーを意味して広くバズワードとして利用される文脈ではHTMLのようなWHATWGで開発されている仕様書もたくさん含まれます、という記述があります。 バズワードという意味では、これからの時代はウェブアプリケーションだ!HTML5だ!というお題目で、コミュニティーイベントを2000年代から展開していた仲間と、ようやくHTML5もバズワードとして認知され広まっていく端緒につくところまで来たなと2010年頃に呑みながら語り合った日々を懐かしく思い出すことも
Internet Engineering Task Force (IETF) I. Fette Request for Comments: 6455 Google, Inc. Category: Standards Track A. Melnikov ISSN: 2070-1721 Isode Ltd. December 2011 The WebSocket Protocol Abstract The WebSocket Protocol enables two-way communication between a client running untrusted code in a controlled environment to a remote host that has opted-in to communications from that code. The securit
Hypertext Transfer Protocol(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル、HTTP)はアプリ間コネクション上のリクエスト/レスポンス型・ステートレス・メッセージ指向通信プロトコルである[1]。 TCPやQUICはアプリケーション間のコネクション型通信を提供する。HTTPはこのコネクション上を、リソース要望と返答が、メッセージ単位で、1往復のクライアントリクエスト&サーバーレスポンスという形で通信される、と定めたプロトコルである[1]。 HTTPの発明により、インターネット上でのリソース公開とアクセスが容易になった。クライアントがサーバーとコネクションを確立し1つのHTTPメッセージを書いて送るだけで、サーバー上のリソースがHTTPメッセージとして帰ってくる。ゆえにHTTPで公開されるあらゆるリソースにHTTPという単一の手法でアクセスできるようになった。 HTT
SOAP(ソープ)は、コンピュータネットワーク内のWebサービスの実装において、構造化された情報を交換するための通信プロトコルの仕様である。拡張性、中立性、独立性を導入することを目的とする。XML-RPCから発展した、XML Webサービスのための、XMLベースのRPCプロトコルである。 メッセージ形式としてXMLインフォメーションセットを使用する。また、メッセージのネゴシエーションおよび伝送はアプリケーション層のプロトコル(多くの場合HTTPまたはSMTP)に依存する。 SOAPにより、全く異なるオペレーティングシステム(例えばWindowsとLinux)上で走っているプロセス間でもXMLを使って意思疎通が可能になる。HTTPのようなWebプロトコルは全てのオペレーティングシステムにインストールされて走っているので、SOAPの仕組みを使えば、クライアントはその言語やプラットフォームが何で
私の会社/部署はいちおうセキュリティに強いことを売りにしているらしく、最近作ってる Web アプリケーションでは某セキュリティ会社による診断(ペネトレーションテスト)を受けることが増えています。 今作ってる Web プリケーションも診断を受けたのですが、今回指摘されたのは「HTTP リクエストを Host: ヘッダなしで送ると Location: に内部 IP アドレスが表示されている」というもの。 この検証を軽くやっておくかー、と思ったら結構いろいろやってしまったのでメモしておきます。ちょっとした HTTP リクエスト改ざんツール比較みたいになってますが、他にもいいやり方があったら教えてくださいませ。 ツールの選定基準について 「ローカルプロキシを立ちあげてブラウザのプロキシ設定を立ちあげて〜」というツールは、使い方を説明するのが面倒なのであまり使いたくありません。ブラウザのプラグインと
「1つだったRFCは6つに分割され」とあったのは、2616をUpdateした https://tools.ietf.org/html/rfc7230 Hypertext Transfer Protocol (HTTP/1.1): Message Syntax and Routing https://tools.ietf.org/html/rfc7231 Hypertext Transfer Protocol (HTTP/1.1): Semantics and Content https://tools.ietf.org/html/rfc7232 Hypertext Transfer Protocol (HTTP/1.1): Conditional Requests https://tools.ietf.org/html/rfc7233 Hypertext Transfer Protocol
ひさびさの単著となる『HTTPの教科書』が2013年5月24日に発売になります。 内容はタイトルの通り、Webに関わる全ての人に捧げるHTTPを学ぶための教科書です。基礎を学びたい初心者の方から、机の上に置いてリファレンス的に使いたい方までを対象としています。 HTTPの教科書発売元: 翔泳社価格: ¥ 2,730発売日: 2013/05/25posted with Socialtunes at 2013/05/21 HTTP関連の書籍は『今夜わかるHTTP (Network)』というタイトルの本を2004年に出しています。その頃からHTTP/1.1が主流であるというのは、今でも変わりませんがそれを取り巻く環境というのは変わりつつあります。 HTTPを学ぶ上での要点がわかりやすく、そして読みやすくなっております。前作のリニューアルっぽく感じるかと思いますが、9割以上は書き直しや追記しており
WebSocket(ウェブソケット)は、単一のTCPコネクション上に双方向通信のチャンネルを提供する、コンピュータの通信プロトコルの1つである。WebSocketプロトコルは、2011年にRFC 6455としてIETFにより標準化された。Web IDL(英語版)中のWebSocket APIは、当初W3Cにより標準され、後にWHATWGに引き継がれている。 WebSocketはHTTPとは異なるプロトコルである。ともにOSI参照モデルのレイヤー7に位置し、レイヤー4のTCPに依存している。両者は異なるプロトコルであるが、RFC 6455では、WebSocketは「HTTPプロキシと仲介者をサポートするために、HTTPの443番および80番ポート上で動作するように設計されている」と述べられているように、HTTPプロトコルと互換性がある。互換性を実現するために、WebSocketのハンドシェイ
Introduction The Open Graph protocol enables any web page to become a rich object in a social graph. For instance, this is used on Facebook to allow any web page to have the same functionality as any other object on Facebook. While many different technologies and schemas exist and could be combined together, there isn't a single technology which provides enough information to richly represent any
はなおか じった 世界遺産の近くに住んでます。 Microsoft MVP for Visual Developer ASP/ASP.NET 10, 2004 - 9, 2011 ふと思ったこと。 @IT 内 Insider.NET にある Insider.NET 会議室 ディレクトリって、探したい対象のカテゴリがわかっている場合、便利です。でも、新しい会議室の方には対応していません。 じゃぁ、自分で作っちまおうか? でも、どうやって「新着情報」を知る??? そうか、RSS があるじゃないか!最近、質問掲示板でも RSS が配信されるものが多いから、RSS を拾って更新のあったものを自分で分類していけばいいやん!!かつ、ブログだろうがニュースだろうが、何でも登録できちゃうぜ!! ってことで、RSS を調べた。したら、最初のバージョンが 0.9 だったらしい。次のバージョンが 0.91 で、
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