前編で触れた通り、バックオフィスを含む全部門での導入が増えたことで、プロジェクトに関わる従業員の経験やITスキルの有無といった“リテラシー格差を生じさせない操作性”が求められているとみられる。同様に、コストや費用対効果への意識が高まっていることも予測できる。 他にも「リモート環境での進捗共有のしやすさ」(33.8%)や「アクセス権限管理などのセキュリティ機能の充実」(21.1%)など、テレワークにおけるプロジェクトの支援機能が注目されている。 ツールへの不満が増加傾向? 続いてプロジェクト管理ツールを利用している方の満足度を調査したところ「とても満足している」(7.9%)と「まあ満足している」(55.3%)を合わせ、過半数の63.2%が「満足」と回答した(図2)。 規模別に見ると、100人以下の中小企業帯では「満足」は7割を超えたが、1001人以上の大企業帯では6割にとどまるなど、従業員規
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