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astronomyに関するItisangoのブックマーク (117)

  • 太陽系に「ホット・ジュピター」が存在しないのは太陽系の年齢が理由かもしれない

    恒星から極めて近い距離を公転する「ホット・ジュピター」は多数の恒星に存在することが分かっていますが、太陽はホット・ジュピターを持たない例外的な恒星の1つです。なぜ存在しないのでしょうか? JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宮﨑翔太氏と大阪大学の増田賢人氏の研究チームは、太陽のような年齢の古い恒星にはホット・ジュピターが少ない傾向にあることを突き止めました。これは太陽系にホット・ジュピターが存在しない理由となるとともに、太陽と似た恒星の中では、太陽系がそれほど少数派ではない可能性を示唆しています。 【▲ 図1: 典型的なホット・ジュピターの想像図。発見時は常識外れに見られていたホット・ジュピターですが、現在では発見そのものは珍しくないほどの多数派となっています(Credit: NASA, JPL-Caltech, R. Hurt)】■ “常識外れ” から多数派となった「ホット・ジュピター」天

    太陽系に「ホット・ジュピター」が存在しないのは太陽系の年齢が理由かもしれない
  • 目指すは埋蔵価値「1000京ドル」の小惑星プシケ、NASAの探査機サイキ打ち上げへ

    【読売新聞】 【ワシントン=冨山優介】米航空宇宙局(NASA)は10月5日、小惑星プシケに向かう探査機サイキを米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げる。プシケは主に鉄やニッケルなどの金属で構成されていると考えられ、こうしたタ

    目指すは埋蔵価値「1000京ドル」の小惑星プシケ、NASAの探査機サイキ打ち上げへ
  • 1991年に金星で火山が噴火していた? NASA探査機「マゼラン」のデータから発見

    【▲ 金星探査機「マゼラン」の観測データをもとに作成された金星の全球画像(Credit: NASA/JPL)】アラスカ大学フェアバンクス校地球物理学研究所のRobert Herrickさんとアメリカ航空宇宙局ジェット推進研究所(NASA/JPL)のScott Hensleyさんは、NASAの金星探査機「マゼラン(Magellan)」のミッション中に金星で火山活動が起きていた可能性を示す研究成果を発表しました。 1989年5月4日にスペースシャトル「アトランティス」から放出される形で打ち上げられたマゼランは、1990年8月から1994年10月にかけて金星を周回しつつ、合成開口レーダー(SAR)による表面のレーダー観測を行った探査機です。マゼランなどのミッションで取得されたデータをもとに、金星では火山や溶岩流で形成されたとみられる地形の存在が判明していますが、現在も火山活動が続いているのか否か

    1991年に金星で火山が噴火していた? NASA探査機「マゼラン」のデータから発見
  • NASA 最新の「宇宙望遠鏡」が初観測 鮮やかな宇宙の画像を公開 | NHK

    天文学に大きな発見をもたらすと期待されているNASA=アメリカ航空宇宙局の最新の「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が初めて観測した鮮やかな宇宙の画像が公開されました。 NASAの長官は「これまでに見たことのない宇宙の姿を見せてくれるだろう」と期待感を示しました。 「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」は、NASAが中心となって運用する最新の宇宙望遠鏡で、去年12月に打ち上げられたあと格的な観測に向けた機器の調整が行われていました。 NASAは12日、東部メリーランド州にあるゴダード宇宙飛行センターでイベントを開き、バイデン大統領が前日に公開した画像を含む、初めて格的に観測した鮮やかな宇宙の画像など5点を公開しました。 このうち「カリーナ星雲」として公開された画像には、新たな星が生まれる過程がこれまでより詳細に観察できるとしています。 また「ステファンの5つ子」と呼ばれる近接して見える5つの

    NASA 最新の「宇宙望遠鏡」が初観測 鮮やかな宇宙の画像を公開 | NHK
  • 水星探査機88億キロの旅、ようやく中間地点に 到着まで7年、なぜこんなに長くかかるの?(47NEWS) - Yahoo!ニュース

    水星探査機「みお」を載せて発射されたロケット=2018年10月、南米フランス領ギアナのクールー宇宙基地(共同) 太陽系の惑星で最も内側にあるのが水星。広く知られた天体だが、実は過去に探査に成功したのは米国だけだ。地上からも観測がしにくく、いまだ厚いベールに包まれた謎多き惑星でもある。その正体を解き明かすべく、2018年に日と欧州の探査機が水星へと出発した。25年12月の到着まで、7年がかりで88億キロもの距離を飛行する長旅だ。その旅路がようやく中間地点に。科学探査のとりまとめを担う宇宙航空研究開発機構(JAXA)の村上豪さん(38)に話を聞いた。(共同通信=須江真太郎) ▽3年半前、南米・ギアナから打ち上げ 水星を目指す日の探査機は「みお」。みおは18年10月、南米フランス領ギアナの宇宙基地から、欧州宇宙機関(ESA)の探査機「MPO」とともに打ち上げられた。村上さんは大学院生時代から

    水星探査機88億キロの旅、ようやく中間地点に 到着まで7年、なぜこんなに長くかかるの?(47NEWS) - Yahoo!ニュース
  • ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した鮮明な写真が公開される、はるか彼方の銀河が映り込むほどの精度

    2021年12月に打ち上げられた「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」は、2022年1月に主鏡の展開に成功して以降、主鏡の位置合わせを続けていました。そして、2022年3月17日には主鏡の位置合わせがほぼ完了し、星を鮮明に撮影した写真が公開されました。公開された写真には撮影対象の星だけでなく、はるか遠方の銀河までもが鮮明に写っています。 NASA’s Webb Reaches Alignment Milestone, Optics Working Successfully | NASA https://www.nasa.gov/press-release/nasa-s-webb-reaches-alignment-milestone-optics-working-successfully ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡はハッブル宇宙望遠鏡の後継機として開発された望遠鏡で、宇宙空間で運用される望

    ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した鮮明な写真が公開される、はるか彼方の銀河が映り込むほどの精度
  • 英語「stellar」の意味・読み方・表現 | Weblio英和辞書

    音節stel・lar 発音記号・読み方/stélɚ(米国英語), stélə(英国英語)/

    Itisango
    Itisango 2022/03/10
    1星の; 星から成る. 2(形が)星のような,星形の. 3主要な; 傑出した; 花形の. [ラテン語 stella ‘star' の形容詞]
  • 天の川銀河に未知の衝突の痕跡

    位置天文衛星「ガイア」の観測データから、80億~100億年前に天の川銀河へ衝突合体した銀河の痕跡が見つかった。これまでに判明した過去の銀河衝突は6例目となる。 【2022年2月25日 ヨーロッパ宇宙機関】 私たちが存在する天の川銀河は約120億年前に形成され始めたと考えられているが、その120億年の歴史は、他の銀河との衝突合体の連続だった。こうした歴史を物語る、過去に衝突した銀河の跡は、ヨーロッパ宇宙機関の位置天文衛星「ガイア」で得られた無数の恒星の位置と速度のデータから次々と見つかっている。 独・マックスプランク天文学研究所のKhyati Malhanさんたちの研究チームも、天の川銀河と合体した銀河の残骸を探している。注目しているのは、天の川銀河の円盤面から離れた球状の領域「ハロー」だ。落下してきた銀河が短時間のうちに重力で引き裂かれてしまうと完全に散らばってしまって痕跡が残らないが、そ

    天の川銀河に未知の衝突の痕跡
  • 木星に「太陽系最強」のオーロラが起こる理由は「衛星の火山噴火」だった

    NASAのハッブル宇宙望遠鏡がとらえた木星のオーロラ。同望遠鏡による2度の観測データを合成。 NASA/ESA/J. Nichols (University of Leicester) 木星のオーロラは、太陽系内で最も強力なものとして知られる。オーロラが発生する要因のひとつは、衛星イオの火山活動だ。 イオの火山が噴火すると、電荷を帯びた溶岩がプラズマとなって放出され、これが木星の南北両極に到達する。 科学者たちは、ハッブル宇宙望遠鏡の観測データを手がかりにして、木星にオーロラを発生させるプラズマの流れのメカニズムを突き止めた。 木星のオーロラは、太陽系で最も強烈であり、その明るさは地球のオーロラの1000倍を超える。そして今、新たな研究で驚異的なこのオーロラの発生源が判明した。それは、宇宙空間に放たれ、プラズマと化した溶岩だ。 木星の衛星イオは、太陽系のなかで最も火山活動が活発な天体だ。こ

    木星に「太陽系最強」のオーロラが起こる理由は「衛星の火山噴火」だった
  • 火星は約37億年前に冷却と乾燥化が進んで火山活動も停止した、東大が解明

    東京大学(東大)は7月25日、クレーター年代学を発展させた最新の年代決定手法である「Buffered Crater Counting」を用いて、火星表層で見られるしわ状の地質構造である「リンクルリッジ」の形成年代を推定し、その多くは25億年から38億年前に形成され、特に35億5000万年から35億9000万年前に最も集中していることがわかったと発表した。またその結果から、火星内部は約37億年前に冷却が進み、大規模な火山活動が停止したことが示唆されたことも合わせて発表された。 同成果は、JAXAのルジ・トリシット開発研究員(研究当時:日学術振興会 外国人特別研究員)と東大大学院 理学系研究科の河合研志准教授らの研究チームによるもの。詳細は、太陽系に関する多方面の研究を扱った学術誌「Icarus」に掲載された。 地球型惑星(岩石惑星)の進化についての研究では、熱史の理解が重要と考えられている

    火星は約37億年前に冷却と乾燥化が進んで火山活動も停止した、東大が解明
  • ケンタウルス座アルファ星のハビタブルゾーンに惑星が存在か

    太陽系から最も近い恒星系であるケンタウルス座アルファ星のハビタブルゾーンに、惑星が存在する可能性があることが、ヨーロッパ南天天文台(ESO)の「NEAR」プロジェクトでの観測から示された。 by Neel V. Patel2021.02.17 94 77 6 7 天文学者の国際チームが、4.37光年離れた連星系であるケンタウルス座アルファ星に、生命が存在可能な惑星が潜んでいる可能性を見い出した。これまでに見つかった生命が存在可能な惑星の候補のうち、最も太陽系に近い惑星である可能性があるが、もし生命が存在するとしても、恐らく地球とはかなり異なっているだろう。 ケンタウルス座アルファ星は、太陽系から最も近い恒星系であり、3つの異なる恒星から成る。ケンタウルス座アルファ星AとBは、太陽系から約4.37光年離れた場所で互いに連星を形成する太陽に似た恒星である。そして、太陽系のより近くにあり(4.2

    ケンタウルス座アルファ星のハビタブルゾーンに惑星が存在か
  • 飛来天体オウムアムアに炭素の膜、宇宙船説を否定

    太陽系を通り過ぎる恒星間天体「オウムアムア」の想像図。(ILLUSTRATION BY EUROPEAN SOUTHERN OBSERVATORY/M. KORNMESSER) 太陽系の外から飛来し、2017年10月以降、世界の天文学者が観測を続けている天体オウムアムア。現在は猛スピードで地球から遠ざかりつつある。(参考記事:「太陽系の外から飛来した天体を初観測、歴史的発見」) 今回、この奇妙な天体が、炭素を豊富に含む層に覆われているらしいことが判明した。炭素の被膜は厚さ30センチ以上、宇宙空間を移動する間に、オウムアムアの表面が宇宙線の放射にさらされたことによって形成されたとみられる。学術誌『Nature Astronomy』に12月18日付けで掲載された。 この結果から、オウムアムアが太陽のそばを通過し、表面が非常に高温になったにも関わらず、なぜ水蒸気の尾を形成しなかったかが推測できる

    飛来天体オウムアムアに炭素の膜、宇宙船説を否定
    Itisango
    Itisango 2017/12/24
    探査機を送り込めば #宇宙物理 に新たな知見を得られるのではなかろうか?
  • 太陽系来訪の星は葉巻形 観測史上初の恒星間天体 - 共同通信 | This kiji is

    【ワシントン共同】観測史上初めて太陽系外から飛んできた「恒星間天体」と認定された小惑星が、細長い葉巻のような形をしていることが分かったと米航空宇宙局(NASA)が20日、発表した。「太陽系以外の恒星やその周りの惑星がどのように形成されたかを解く鍵になる」としている。 小惑星は米ハワイ大などのチームが先月発見し、ハワイ語で偵察者を意味する「オウムアムア」と名付けられた。 その後の解析で、長さは400メートルほどで、幅の約10倍もあることが判明。太陽系でこれまで見つかった天体だと、長さはせいぜい幅の3倍程度だという。

    太陽系来訪の星は葉巻形 観測史上初の恒星間天体 - 共同通信 | This kiji is
  • 『幻の惑星ヴァルカン』 それはいかにして「発見」され、いかにして葬り去られたのか - HONZ

    水・金・地・火・木・土・天・海・冥。かつてそう教えられた太陽系惑星のなかから、2006年に冥王星が除外されたことは記憶に新しい。だがじつは、19世紀後半にはそれら惑星候補のなかにもうひとつ別の名前が挙げられていた。書の主役は、その幻の惑星たる「ヴァルカン」である。 ヴァルカンはその生い立ちからして冥王星とは異なっている。というのも、そもそもそんな星は存在すらしていなかったからだ。では、存在しないものがいかにして「発見」され、そして最終的に葬り去られることになったのか。書は、その誕生前夜から臨終までを、関係する天文学者や物理学者にスポットを当てながら、ドラマ仕立てに描いていく。 ストーリーは、17世紀後半、ニュートン力学の登場から始まる。周知のように、その偉大なる体系は、惑星の運動を含む広範な現象の統一的説明を可能にした。いや、説明だけではない。驚くべきことに、その体系は未知の現象に対す

    『幻の惑星ヴァルカン』 それはいかにして「発見」され、いかにして葬り去られたのか - HONZ
  • 太陽系の外から飛来した天体を初観測、歴史的発見

    謎の天体「A/2017 U1」は秒速約26キロで太陽系に上から近づき、9月9日に太陽に最接近した。秒速44キロで飛びながら地球から遠ざかり、やがて太陽系を離れていく。(COURTESY NASA, JPL-CALTECH) 世界中の天文学者は今、これまで見たことのないある物体を先を争うように観測している。その物体とは、太陽系の外から飛来した岩と氷の固まり「A/2017 U1」だ。 10月19日に発見された直径数百メートルのこの天体は、現在、時速約15万キロで地球から遠ざかっている。これほどのスピードがあれば、太陽の引力を振り切ることが可能だ。つまり、A/2017 U1がわれわれの太陽系には属さないことを示している。(参考記事:「巨大惑星、惑星系からはじき飛ばされた」) 今回の発見は、星や惑星の形成を研究する天文学者にとって歴史的なものだ。科学者は長年の間、惑星ができる過程で氷と岩の固まりが

    太陽系の外から飛来した天体を初観測、歴史的発見
  • 35億年前、月は大気に覆われていた NASA発表:朝日新聞デジタル

    米航空宇宙局(NASA)の研究チームは5日(日時間6日)、約35億年前の月が大気に覆われていた、とする分析を発表した。火山活動で大量の水蒸気などが噴き出し、約7千万年にわたり表面を覆ったとみられる。その後ガスの発生が収まり、現在のような表面になったという。 専門誌に論文が掲載された。研究チームは、マグマが固まってできた月面の黒っぽい「海」と呼ばれる領域について、アポロ計画で採取した試料データや、月探査機「ルナ・リコネサンス・オービター」の最新の観測結果などから、噴出したガスの組成や量などを推計。火山活動が最も盛んだった約35億年前には、一酸化炭素や水蒸気などからなる大気が、最大100キロの厚さで表面を覆っていたと結論づけた。大気圧は現在の地球の約100分の1だが、現在の火星より濃かったという。 月面の火山活動で噴出した水蒸気の総量は、琵琶湖の10倍近くに達した可能性がある。多くは宇宙空間

    35億年前、月は大気に覆われていた NASA発表:朝日新聞デジタル
  • 深宇宙からの「強い信号」検知 地球外文明発見の期待高まる

    ミャンマー・ヤンゴンで撮影された夜空(資料写真、2015年4月23日撮影)。(c)AFP/Ye Aung Thu 【8月30日 AFP】地球外生命体が存在する証拠を求めて宇宙観測を続けるロシアの電波望遠鏡が、「強い信号」を検知したことが明らかになり、科学者らの関心を集めている。 信号探知のニュースは、深宇宙探査研究に関する情報を発信するウェブサイト「ケンタウリ・ドリームス(Centauri Dreams)」の運営者ポール・ギルスター(Paul Gilster)氏が27日、イタリア人天文学者のクラウディオ・マッコーネ(Claudio Maccone)氏によるプレゼンテーションの内容として伝えた。 同氏は、「これが地球外文明の仕業だと主張している人はいないが、さらに調査する意義があることは間違いない」と話している。 この信号は地球から約95光年離れた恒星「HD164595」の方向から届いたとさ

    深宇宙からの「強い信号」検知 地球外文明発見の期待高まる
  • 水が液体のまま存在できる惑星発見 今後の探査に注目 | NHKニュース

    地球から、わずか4光年の太陽系に最も近い恒星に、地球と似た大きさで、水も液体のまま存在できる惑星があるとイギリスの研究チームが発表し、生命を育むことができる環境かどうか、今後の探査に注目が集まっています。 その結果、この星の周りを惑星が周回していて、大きさが地球の1.3倍と似ているほか、プロキシマ・ケンタウリと程よく離れた距離にあるため、惑星の表面に水があれば、蒸発したり、凍ったりせずに、液体のまま存在できることが分かりました。 これまでにも太陽以外の多くの恒星で惑星が見つかっていますが、プロキシマ・ケンタウリは太陽系から最も近い恒星で、これほど近い距離にあって、地球に似た特徴を持つ惑星が発見されたのは初めてです。 ただ、この惑星に、水や大気など生命を育むうえで欠かせない環境が実際にあるかどうかは、今ある観測装置では突き止められないということです。このため、研究チームはNASA=アメリカ

    水が液体のまま存在できる惑星発見 今後の探査に注目 | NHKニュース
  • 1300個、18倍の銀河を一度に発見、新電波望遠鏡

    電波望遠鏡ミーアキャットによる発見の1つ、高速粒子のジェットを噴き出す巨大ブラックホール。(Photograph by MeerKAT) 宇宙の既知の銀河の数が一気に18倍に跳ね上がった。 多数の巨大なパラボラアンテナを相互に接続した南アフリカ共和国のミーアキャット(MeerKAT)電波望遠鏡は、現在もまだ建設中だ。しかし、天文学者たちは、その驚くべき性能の一端を垣間見ることができた。今まで70個の銀河しか発見されていなかった領域で、1300個もの銀河が写った詳細な画像をとらえることに成功したのだ。(参考記事:「宇宙誕生を見つめるアルマ望遠鏡」) 「現在のところ、設置されているパラボラアンテナは計画されている64基のうち16基だけです。それでもミーアキャットは南半球いちの性能を持つ電波望遠鏡になっています」。南アフリカ共和国のナレディ・パンドール科学技術大臣は、7月18日に行われた記者会見

    1300個、18倍の銀河を一度に発見、新電波望遠鏡
  • 昼が140年、「太陽」3個ある特異な惑星を発見

    欧州南天天文台が公開した、太陽が三つある惑星「HD131399Ab」の想像図(左下、2016年7月7日公開)。(c)AFP/EUROPEAN SOUTHERN OBSERVATORY/L. Calcada 【7月8日 AFP】国際天文学者チームは7日、「太陽」が一つではなく三つある遠方の恒星系に存在する奇妙な惑星を発見したと発表した。 米科学誌サイエンス(Science)に掲載された研究論文によると、この太陽系外惑星は、長編映画『スターウォーズ(Star Wars)』に登場するルーク・スカイウォーカー(Luke Skywalker)の故郷で、2個の恒星を公転する惑星「タトゥイーン(Tatooine)」よりさらに特異な存在と思われるという。 専門家らによると、恒星が2個ある連星系は、宇宙では比較的よく見られる可能性があるが、恒星を3個以上伴う連星系は珍しいという。 天文学チームを率いた米アリ

    昼が140年、「太陽」3個ある特異な惑星を発見