連載の第4回目は、フォームの作成方法について解説します。レイアウトの調整方法やコントロール(フォームの部品)のプロパティ(設定項目)の設定方法などについても紹介し、作成したフォームを使用してレコードを追加・修正・削除する方法も解説します。 なぜフォームを作成するのか ガイド記事「アクセス(Access)の全体構成を把握しよう」で紹介した通り、フォームは、ユーザーの「操作画面」となるオブジェクトです。フォーム上に、データを入力する「テキストボックス」や、処理を実行する「ボタン」などを配置して作成します。たとえば、データ入力用のフォームを作成し、その入力フォームを介してテーブルにデータを入力できるようにします。ガイド記事「テーブルを作成する」の最後で解説した通り、「テーブルを直接操作させない仕組み」を作成するわけです。

