有向グラフにおいて 「お互いに行き来できる ⟺ \iff⟺ 同じグループ」を満たすように頂点をグループ分けすることを強連結成分分解と言います。 例えば図において頂点 aaa から ccc ,ccc から aaa はそれぞれ矢印をたどっていけるので同じグループ(強連結成分)に属します。一方,頂点 ddd から ccc へのパスは存在しないので,ccc と ddd は異なる強連結成分に属します。 図の場合,強連結成分分解は {{a,b,c},{d,e},{f},{g}}\{\{a,b,c\},\{d,e\},\{f\},\{g\}\}{{a,b,c},{d,e},{f},{g}} となります。 前提知識として深さ優先探索が必要です。→深さ優先探索と幅優先探索 適当な頂点から深さ優先探索を行う,その際各頂点 vvv に対して頂点 vvv から進めなくなった順番 t(v)t(v)t(v) を
