3. フォーカス・リサーチ(2) サービス基盤でのストレージに関する課題と対応 3.1 はじめに IIJでは、2000年にクラウドサービス「IIJ GIO」の前身であるリソースオンデマンドサービス「IBPS」を開始した当時からサービス基盤にはストレージアレイシステムを採用しています。そして現在もIIJ GIOと自社サービス向けクラウド「次世代ホストネットワーク:NHN(Next Host Network)」においては、それぞれの基盤にストレージアレイシステムを採用しており、ストレージの容量は日々増え続けています。 本稿では、まずストレージについて理解を深めていただくために一般的なストレージについて紹介します。そして、お客様に安心してサービスをご利用いただくための取り組みとして、IIJがどのようなストレージ及びストレージネットワークを採用しているのかについて紹介します。 3.2 ストレージの