東京都の小池百合子知事は31日、自民党都連(会長・下村博文幹事長代行)が都知事選で党の方針に反して小池氏を応援した豊島、練馬区議7人に対する離党勧告の期限を延期したことについて、「(自民党の二階俊博幹事長や下村氏と)調整のために連携を取っていく」と述べた。都内で行われた産業イベントに出席後、報道陣の質問に答えた。 7人の処分をめぐっては、都連幹部が30日、党本部で協議。小池氏が「7人の意見を聞いてほしい」と要請したことから、下村氏が7人から意見聴取した上で決定するとして、最終処分を先送りしていた。小池氏は「二階先生や下村先生にはお骨折り頂いている。また連携を取っていくことになる」と述べた。