6年前、滋賀県大津市でいじめを受けていた中学2年の男子生徒が自殺し、遺族が同級生らに損害賠償を求めている裁判で、男子生徒の母親が法廷で「息子に謝ってほしい」と述べました。 大津市の中学2年の男子生徒は同級生から死んだ蜂を口に入れられそうになるなどのいじめを受け、2011年に自宅マンションから飛び降りて死亡しました。その後、男子生徒の遺族は大津市や同級生3人らを相手に、7700万円の損害賠償を求め提訴。市とは和解が成立しましたが、同級生らは「いじめではない」として5年経った今も争っています。 19日の弁論で、自殺した生徒の母親は「息子のされてきたことは間違いなく暴力だった。息子に謝ってほしい」と述べました。午後には父親と姉への尋問が行われる予定です。 最近の関西ニュース ・新名神建設現場責任者に大阪労働局が緊急安全管理指導 ・薬物依存患者の回復施設で入所者の男、同室男性の首包丁で切りつける