【カイロ=本間圭一】エジプト外務省は2日夜、同国東部のスエズ運河を航行しようとしていた船舶から、北朝鮮製とみられるロケット弾を押収し廃棄したと発表した。 時期には触れていないが今年8月とみられる。ただロケット弾がエジプト企業を通じてエジプト軍に売却される予定だったとの一部報道は否定した。 外務省によると、エジプト当局は、北朝鮮製のロケット弾を搭載しているとの情報を受け、船舶を拿捕(だほ)し、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会専門家パネルの立ち会いのもとで廃棄したという。船舶はカンボジア船籍の可能性がある。 発表に先立ち米紙ワシントン・ポストは、エジプト当局が船上で約3万発の北朝鮮製の携行式ロケット弾を押収したと報じていた。
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