クローンで増殖する突然変異体のザリガニ、その名も「ミステリークレイフィッシュ」。 その数はヨーロッパはじめ、世界各地で爆発的に増加しているが、このザリガニは、なんとわずか25年前に誕生したばかりだというから驚きだ。 ある日突然地球に出現した、ミステリアスなザリガニ ドイツのがん研究センターの生物学者フランク・リコは、体長6インチ(約15cm)のミステリークレイフィッシュ(ザリガニの一種)を研究している。 標本を見つけるのは簡単だ。ドイツではペットショップで買えるし、近くの湖で見つけることもできる。 暗くなるまで待ち、ヘッドランプを着けて浅瀬を歩いてみる。ほどなくすると、隠れていたミステリークレイフィッシュが足首の周りに集まりはじめるのだ。 「それはとても印象的な経験でした」とリコ博士は語った。 「私と同僚の3人は、1時間以内に手で150匹捕まえました」 過去5年間にわたり、リコ博士と同僚の
米オンラインメディア「クオーツ」が、突如として「日本のリベラル派は、共産党へ投票すべきだ」と訴えている。 日本共産党は1922年に地下組織として活動を始めた。G7のなかで全国レベルの共産主義政党があるのは、日本とフランスだけである。 その歴史を紹介する「クオーツ」は、「日本最大の左派政党である民進党が、希望の党に飲み込まれつつあるいま、日本のリベラル派が投票するべきは、日本共産党しかない」と主張するのだ。 同メディアによれば、日本のリベラル派は、改憲を謳い、特定秘密保護法や共謀罪を成立させた安倍晋三首相に失望している。一方、希望の党のカリスマティックな指導者小池百合子は、明確な改憲方針こそ打ち出していないものの、「日本の政治をリセットしたい」「日本憲法は平和主義にのみフォーカスすべきではない」などと述べ、安倍同様に右翼寄りであることをうかがわせている。 共産党はとっくに共産主義革命への情熱
生き抜くための「智恵」なのか 「娼婦たちから戦場を見る」という私の旅は、イラクからはじまり、いまも米軍が38度線を境に北朝鮮軍と対峙する韓国へといたった。 拙著『娼婦たちから見た戦場』をまとめるにあたり、日本の植民地支配から朝鮮戦争まで、東西冷戦の傷跡がいまも残る朝鮮半島は、どうしても訪ねておかなければならない土地だった。 ソウル市内には、現役の売春街がいくつか残っている。そのうちのひとつで有名なのは、清涼里であろう。別名「588」と呼ばれるその街は、ソウルの東の外れにある。その街を目当てに訪れる日本人の男も少なくない。時おり、すれ違う男から「かわいい子が多いですね」などと、不意に日本語が聞こえてくる。 ちょんの間は、ベッドと冷蔵庫とテレビが置かれているだけで、二畳ほどの部屋だった。なぜか、万国共通といってよいほど、つくりはどこも似ている。 「清涼里ははじめて? ひとり?」 日本語で、しか
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