グーグルのロゴの前でスマートフォンで写真を撮る人(2019年5月16日撮影、資料写真)。(c)ALAIN JOCARD / AFP 【6月11日 AFP】米グーグル(Google)は2018年、ニュースサイトを巡回して記事の情報を抽出する「クローリング・スクレーピング」行為により、ニュース記事の掲載元に対価を支払うことなく約47億ドル(約5100億円)の収益を得たとする調査報告が10日発表された。 調査は大手ニュース企業から小規模ローカルニュース、ウェブ専門ニュースメディアまで2000近い報道機関が加盟する米業界団体「ニュースメディア連合(News Media Alliance)」(旧「米新聞協会Newspaper Association of America」)の資金で行われたもの。グーグルやメディア専門家からは内容に異論が出ている。 ニュース産業はこれまでも、グーグルなどの巨大インター