インディア・ムーアはハイチとプエルトリコの血を引く、エキゾチックなルックスが魅惑的な24歳。モデルとしてキャリアをスタートするが、インディアを有名にしたのは稀代のヒットメーカー、ライアン・マーフィーが手がける80年代のNYを舞台にしたドラマ「POSE/ポーズ」だ。「ボール・カルチャー」を通して当時のLGBTQコミュニティを映し出す同作で、インディアはエンジェルという名の娼婦役で出演し、抜群のスタイルと美貌、そして繊細な演技で多くの視聴者を魅了している。 2019年には『TIME』誌の「世界で最も影響力のある100人」にも選出されているインディアはノンバイナリーのため、自身のジェンダーを表す代名詞を「she」や「he」ではなく、「they」か「them」を使用することを希望している。「トランスかつ有色人種であるため、今のような場所に立てると思わなかった」と『ハリウッド・レポーター』に語ってお