東京パラリンピック、男子砲丸投げ(知的障害F20)決勝に臨むマレーシアのムハマドジヤド・ゾルケフリ(2021年8月31日撮影)。(c)Philip FONG / AFP 【9月2日 AFP】8月31日に行われた東京パラリンピックの男子砲丸投げ(知的障害F20)決勝で、集合時間に遅刻したマレーシア人選手の金メダルが取り消される出来事があった。国際パラリンピック委員会(IPC)は1日、大会側の決定を支持するとの見解を示したが、選手の母国マレーシアでは怒りの声が爆発している。 競技後に棄権扱いになったのは前回リオデジャネイロ大会でも金メダルを獲得したムハマドジヤド・ゾルケフリ(Muhammad Ziyad Zolkefli)で、同選手は集合時間に遅刻していたものの当初は出場を認められ、世界新記録で優勝した。 しかし大会側はその後、正当な理由もなく待合室への到着が遅れたとし、ゾルケフリら3選手を棄