独政府の転覆を企てたとして起訴されたハインリヒ13世ロイス公が出廷した/Thomas Lohnes/Getty Images (CNN) ドイツ政府の転覆を企てたとして起訴された貴族の男が21日、裁判所に出廷した。極右による議会襲撃計画を明らかにする大規模公判の一環。 企てを主導したとされているのはハインリヒ13世ロイス公(72)で、政権転覆後にドイツの国家元首に就任する計画だった。 ロイス公は他の8人の被告とともに、フランクフルトに特設された厳重警備の法廷に出廷した。この中には司法相就任をもくろんでいたとされる元判事、ビルギット・マルザック・ビンケマン被告も含まれる。 反逆罪に問われている首謀者9人は連邦議会議事堂を襲撃し、シュタンマイヤー大統領を拉致することで、暴力を通じドイツ帝国を復興する計画だったとみられている。 21日に始まった公判はシュツットガルトとフランクフルト、ミュンヘンで