国の元慰安婦を支援する市民団体の運営を巡り、寄付金の不正流用などさまざまな疑惑が浮上するなか、この団体が毎週水曜日に日本政府に抗議するためにソウルで開いている集会を慰安婦らが20日、ボイコットした。写真はソウル市内に設置された慰安婦像。2015年12月撮影(2020年 ロイター/Kim Hong-Ji) [ソウル 20日 ロイター] - 韓国の元慰安婦を支援する市民団体の運営を巡り、寄付金の不正流用などさまざまな疑惑が浮上するなか、この団体が毎週水曜日に日本政府に抗議するためにソウルで開いている集会を慰安婦らが20日、ボイコットした。 「正義記憶連帯」として知られる同団体の尹美香(ユン・ミヒャン)前理事長は4月の総選挙で与党の比例代表候補として初当選したばかりだが、政府の補助金を元慰安婦を支援するためではなく、自身の利益のために流用した疑惑で検察の捜査を受けている。