米統治下で圧政と闘った瀬長亀次郎さん(1907~2001年)を描いたドキュメンタリー映画のヒットに続き、瀬長さん関連の書籍が売れている。県内の書店は新刊「『米軍(アメリカ)が恐れた不屈の男』瀬長亀次郎の生涯」(講談社)の特別コーナーを設け、売り上げ上位にランクイン。「カメジロー旋風(せんぷう)」はまだまだ続きそうだ。 新刊「『米軍が恐れた不屈の男』瀬長亀次郎の生涯」の特設コーナー。売れ行きは好調だ=13日、那覇市牧志のジュンク堂書店那覇店 昨年8月、那覇市の桜坂劇場で映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」の公開が始まった。TBSの佐古忠彦さん(53)が初めて監督を務め、異例のロングランを続けている。 書籍「-瀬長亀次郎の生涯」も佐古さんの著書で、今月6日から県内の書店に並び始めた。 ジュンク堂書店那覇店は170冊を入荷し、1週間で40冊余りが売れた。森本浩平店長(43)は「ペース