【1月11日 東方新報】「お茶の国」中国で近年、コーヒーブームが続いている。街角にはカフェが林立し、最近では中国茶とコーヒーをブレンドした「ティーコーヒー」が「中式(中国式)珈琲」と呼ばれて流行となっている。 中国の都市部ではカフェの王者・スターバックス(Starbucks)が君臨。昨年9月時点で全国の店舗数は約6000店に上り、2025年には9000店に増やす計画だ。スタバにとって中国は本拠地の米国に次ぐ市場となっている。日本のドトール(Doutor)やカナダのティム・ホートンズ(Tim Hortons)、英国のコスタコーヒー(Costa Coffee)も参入している。 1杯30元(約585円)以上のメニューが多いスタバに対し、中国新興チェーンの瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー、Luckin coffee)やManner Coffeeは15~25元(約292~488円)の価格帯でコーヒーを提供